TOEFL TPO28 "Early Saharan Pastoralists"単語・背景知識

単語



・albeit:たとえ〜であっても、〜にもかかわらず
・semiarid:半乾燥の、降水量が少ない
・shallow:浅い
・primigenius:ボス・プリミゲニウス(絶滅した牛の一種)
・arid:乾燥した、不毛な
・susceptible:影響を受けやすい、感染しやすい
・scarce:乏しい、希少な
・disciplined:規律のある、訓練された
・predict:予測する
・confined:制限された、閉じ込められた
・juxtaposition:並列、隣接
・inbreeding:近親交配、同系繁殖
・polished:磨かれた、洗練された
・adze:斧の一種(刃が柄に対して直角についている)
・deteriorate:悪化する、劣化する
・tsetse fly:ツェツェバエ(アフリカに生息し、家畜に害を及ぼす昆虫)
・savanna:サバンナ、熱帯・亜熱帯の草原地帯
・sorghum:ソルガム、モロコシ(穀物の一種)
・millet:キビ、アワなどの雑穀


背景知識

サハラ砂漠の歴史と地理

  • サハラ砂漠は、現在世界最大の熱帯砂漠であり、アフリカ北部に広がっている。しかし、過去には気候変動により異なる環境が広がっていた。紀元前6000年頃には、現在の乾燥した砂漠地帯が半乾燥の草原や浅い淡水湖で覆われていた時期がある。このような過去の環境とその変遷を理解することが、文章の理解を助ける。

気候変動とその影響

  • サハラ砂漠を含む多くの地域では、気候変動による降水量の変化が大きな影響を与えている。降水量の増減により、動植物の分布や生態系が大きく変化し、それが人間の生活や文化にも影響を与えてきた。たとえば、乾燥化が進むと水資源が減少し、動物や人間が生存するための環境が厳しくなる。

ボス・プリミゲニウス(Bos primigenius)

  • ボス・プリミゲニウスは、野生の牛の一種であり、現代の家畜牛の祖先とされている。この動物が絶滅する前、サハラの住民はこれを狩猟していたが、後に家畜化された。家畜化の過程や、それがどのように人々の生活に影響を与えたかを理解することが、この文章を読む上で重要である。

家畜化のプロセス

  • 家畜化とは、野生動物を人間の管理下で繁殖させ、食料や労働力などに利用するプロセスである。家畜化には、動物の行動や遺伝的特徴に対する人間の選択的な圧力が関与しており、その結果として動物の行動や身体的特徴が変化する。このプロセスを理解することで、文章中の家畜化に関する記述をより深く理解することができる。

考古学と岩絵(ロックペインティング)

  • サハラ砂漠には、古代の人々が生活していた証拠として、多くの岩絵が残されている。これらの岩絵には、動物、家畜、狩猟の様子、日常生活のシーンが描かれており、当時の生活や環境についての貴重な情報を提供している。考古学的な発見や岩絵の役割についての知識があると、文章の内容をよりよく理解することができる。

アフリカの農業と作物

  • アフリカでは、気候や地域に応じてさまざまな作物が栽培されている。文章に出てくるソルガムやキビ(ミレット)などの作物は、乾燥した地域でも栽培可能であり、歴史的に重要な食糧源となってきた。これらの作物の特性や歴史的な役割についての知識が、文章を読む上で役立つ。

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