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就活時に将来軸が皆無だった私がベンチャー1年目で向こう2、3年のやりたい!を見つけられた話

この記事は 株式会社ベーシック Advent Calendar 2024 の13日目の記事です。

はじめまして!
株式会社ベーシックの千葉と申します。
私は新卒でベンチャー企業の株式会社ベーシックに入社しました。株式会社ベーシックの在籍はインターンシップから1年半ほどが経ちます。
そんな私がアドベントカレンダー13日目を担当させていただきます!

今回は以下の内容を書いております。
・私がなぜ株式会社ベーシックを選んだのか
・ベンチャー1年目で大事にしてきたこと
・将来やりたいことはどうしたら見つかる?

現在就活で悩んでいる方、入社したばかりでやりたいことが見つからなくて困っている方などに読んでいただけると幸いです。


私がなぜ株式会社ベーシックを選んだのか

私が株式会社ベーシックに就職を決めた理由は、就活の軸にあてはまる会社の中で一番魅力的だったからです。

わたしの就活の軸は、以下の3つでした。
・どのような成長環境が提供されているか
・一緒に働く人は尊敬できるか、そして距離感が近いか
・対話を大切にする職場か

以下でそれぞれを軸にしていた理由を詳しく記載します。

どのような成長環境が提供されているか

私は自分の不得意なことを克服し、成長する過程を楽しむ性格なので、どのような成長機会があるのかを重要視してきました。
就活当時、一番効率よく成長するためには経験が一番大切だ!と思っていたタイプなので、1年目から実務を任せてもらえる環境が向いているんだろうと思ってました。(ただ、今思うと、実務だけではなく、知識の習得も成長の近道だと感じます。成長したいけどどんな場所がいいか悩んでいる人はどちらが好きかで選ぶといいかもしれません!)そのため、手を上げたときに新卒でも様々な実務を任せてもらえるかという観点で会社を調べていました。面接や先輩方のnoteを見る限り株式会社べーシックは1年目から実務を任せてもらえると判断できました。この後書かせていただくのですが、私の思った通り1年目からたくさんの実務を任せてもらいました。

一緒に働く人は尊敬できるか、そして距離感が近いか

一緒に働く人は尊敬できるか、その尊敬できる方々と距離が近いかという観点を軸においたのは学生時代にわたしが周りの環境に影響を受けやすい人間ということに気がついたからです。わたしは、学生時代の頃に若くして一流企業のコンサルタントとしても活動し、31歳で億万長者となったジム・ローン氏が残した言葉である

“You are the average of the five People you spend the most time with.”
“あなたは、最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる”

ジム・ローン

という言葉に出会い、この言葉にすごく共感しました。だからこそ自分が関わっていく人、身を置く場所をすごく大切にしていきたいと思ったのがこの就活軸をたてたきっかけでした。
たくさんの会社の面接を受けると会社の雰囲気がわかるようになります。その中で社員さん同士の距離が近く、全体の雰囲気が穏やかでお互いを尊敬し合っているのが伝わってきたため、株式会社ベーシックに入社したいと思えました。

対話を大切にする職場か

私が就活の軸として「対話を大切にする職場」を挙げていたのは、対話を通じて納得感を得ることで、より主体的に業務に取り組めると考えていたからです。
学生時代の頃、話し合いを重ねると他の人の考え方を知ることができるだけでなく、その話し合っている物事を深く理解することができ、自分ごと化されることにより、質の高いアウトプットが出せるのではないかと自分の経験を整理していました。そのため、上司からふられた仕事に疑問を感じたときに、話し合いながら物事を進めてくれそうな職場かどうかを意識して見るようにしていました。

自己分析っておろそかにしがちですが、理想の就職先選びへの近道だとおもいます。上の3つの軸が固まるまでに1年くらいかかった気がしますが、自己分析を行ってよかったなと思っています。自分が何を大切にしているか決めることができれば自分にあった企業を絞っていけると感じました。あとはひたすら面接して会社の雰囲気や働いてる人の雰囲気を見極めれば自然と行きたい会社が決まってくると思います。皆さんが就職先を決める上でこのnoteが参考になれば嬉しいです!

1年目を過ごすうえで参考にした書籍

社会人一年目の教科書
これは入社前に課題図書として会社からいただきました。しかし社会人としてどう生きていけば良いのかの指針となる一冊ですので一度は目を通すことをおすすめします!

図解:コンサル1年目が学ぶこと
この本は上司におすすめしてもらいました。仕事をするうえで何を意識したらいいのかがわかる一冊です。今では私が仕事の進め方で悩んだ時に振りかえりをする上で、私と上司の間で教科書として使っています!悩んだときに出来ていないのはどこなのか、この本を使って確かめ合っています。

ベンチャー1年目で大事にしてきたこと

ここからは、私がベンチャー1年目で学んだことを書いていきます。私が今から上げる点は上記の「社会人一年目の教科書」と「コンサル一年目が学ぶこと」に記載してあるので、ぜひ参考にしてください。

私の1年目の過ごし方

カスタマーサポート業務:2023年5月〜2024年2月
主にformrunの利用に関するお問い合わせ対応を担当
マーケティング業務:2024年3月〜現在
市場分析や施策提案、記事作成を中心に担当
カスタマーサクセス業務:2024年7月〜現在
顧客との商談対応、顧客のプロダクト活用支援

実務経験をさせてくれる会社なので、入社1年目ですでに3つの部署を経験させていただいています。それぞれの部署での経験を交えて大事にしている3つのポイントをお話していきます。

大事にしている3つのポイント

① ミスしたら再発防止の仕組みを考えるために振り返る(社会人一年目の教科書 P162)
② 成果物を上司とすり合わせる(参考:図解コンサル一年目が学ぶこと P52,60,190)
③ 眼の前だけでなく全体像を見てつなげよ(社会人一年目の教科書 P109)

それぞれの具体的な学びになったエピソードを語っていきます。

① ミスしたら再発防止の仕組みを考えるために振り返る(社会人一年目の教科書 P162)
入社してから仕事でミスは発生してしまいますが、同じミスをしてはいけません。社会人として信頼を失ってしまうからです。その時に大切なのがどうしたら同じミスをしないか考える、ということです。
サポート時代、私は問い合わせ頂いたメールに対して回答を作成し、その回答に対して数え切れないほどのフィードバックをいただきました。時には30回以上やりとりが発生したことも有りました。
そんな中で、いただいたフィードバックを細かく分類してどうしてそのミスをしてしまったのか、どうしたら次に同じミスをしないかということを振り返ることによりだんだんとフィードバックの回数がへらすことができたり、一発でOKをもらうことが増えました。
つい私は「おわった!よし次の仕事!」となって毎日の振り返りをおろそかにしてしまいがちですが、もらったフィードバックをその日のうちに自分に落とし込むことができ、次にいかせていればもっと早く信頼獲得と成長ができていたなと思います。

② 成果物を上司とすり合わせる(参考:図解コンサル一年目が学ぶこと P52,60,152,190)
上司やお客様からなにか仕事を頼まれるとき、かならず依頼主は求めている成果物があります。しかしその成果物の内容のすり合わせを行わず方向性のズレたものを作成してしまうと評価されないだけでなく時間がかかってしまいます。
ただ、成果物のすり合わせを行うのは学生時代に馴染みのないことでした。しかし仕事となると、必ず行わなければなりません。
マーケティング時代に一番最初に振ってきた自分たちのサービスの競合を分析をする業務で締め切りを大幅に過ぎてしまいました。当時の上司を「どうしたら締切をまもらせることができるか、、、」と悩ませてしまっていたそうです。なぜ締切を大幅に過ぎてしまったのかと振り返ったときに成果物のすり合わせが非常に重要だと感じました。

仕事が降ってきたらまず成果物のすり合わせを細かく行いましょう。細かくやればやるほど後ろがとっても楽になります。
私が先輩から教えてもらった仕事の進め方がとても参考になるので紹介します。

依頼されたときの仕事の進め方

1.目的の確認
 最初に、依頼者と成果物の目的や方向性を確認します。
2.骨子の作成
 目的に基づいて、成果物の骨子(成果物に必要な項目を書き出す)を作成します。
3.骨子のすり合わせ
 作成した骨子を依頼者に共有し、骨子レベルで内容や方向性に関して相違がないかをフィードバックをもらいながら調整します。
4.成果物の初稿作成(6割くらいをめざす)
 骨子が確定したら、具体的に詳細を詰めていきます。この際は6割程度の完成度を意識して速さ優先で仕上げます。
5.初稿の確認とすり合わせ
 初稿を依頼者に提示し、不足している点や改善点について意見をもらいます。
6.最終調整
 依頼者のフィードバックをもとに、内容を詰めて仕上げます。
7.最終確認依頼
 完成版を依頼者に確認してもらい、最終的な承認を得ます。

実際にわたしは細かくすり合わせればすり合わせるほどその業務を終えるスピードが早くなると感じています。降りてきた業務に対して自分の認識が固まっているとすぐに作成しようと取り掛かってしまいがちですが、しっかりと上司とすり合わせることが早く成果物を完成させることにつながるのです。

③ 眼の前だけでなく全体を考える(社会人一年目の教科書 P109)
いざ仕事をするとなると眼の前の自分の仕事だけに一杯一杯になってしまいます。しかしそこで、会社全体を見つめ、自分の業務はどこに影響を及ぼしているのか考えることが成長につながります。

私の業務に当てはめて考えてみました。
カスタマーサクセス業務で商談をしており、私は商談を始めてしばらくの間、お客様に言われたことだけに回答していました。つまり、眼の前に焦点を当てた回答しかできていなかったのです。
お客様との商談の中で出てくる質問や要望の背景を理解し顧客対応をすることで、顧客の質問や要望以上の価値を提供することができることに気づきました。私は、顧客の質問の背景には、さまざまな要因や根本的な課題が隠れていることが多いため、私はその背景を掘り下げてお客様の業務をどうしたら楽にできるかを考えて行くことが大切だと気がつきました。
ただ目の前の質問に答えるだけでなく、その背景にある課題や全体像を理解することで、相手の状況を根本から改善するサポートができるようになったとき、相手にとって本当に価値のある提案ができるようになりました。

以上、私が1年半で大事だと感じた3つを挙げさせていただきました。

上記を意識してお仕事をした結果
日々の数値の変化を見て施策が出せるようになったり、

商談したお客様から契約のご連絡をいただけたり

お客様の声を反映させたページを作成できたり

様々なことができるようになりました。

将来やりたいことはどうしたら見つかる?

私が就活で一番回答に困っていたのが「あなたの将来行いたいことはなんですか?」「うちの会社に入ってどんなことをしたいですか?」等の、将来に関する質問でした。当時は、「わからないんだもん!まず仕事って具体的に何するの?どういうところが難しいの?逆にもうすでに将来明確にやりたいこと決まってる人なんているの?5年後なんてわかんなくない?転職してるかもじゃん?」などと、屁理屈ばかり並べているくらいに将来軸が皆無でした。過去の自分から将来何をやりたいのか?との整理にすごく時間がかかっていました。

そんなわたしが「向こう2〜3年でやりたい!」が見つかっています。
なんでやりたいことが見つけられたんだろうと考えたときに、結論として「できることが増えたから」ということにたどりつきました。

あくまで私の持論なのですが、この結論を出したときに、「そりゃ仕事を経験していない学生時代にやりたいことなんてみつけられなかったはずだわ〜」となりました。笑

株式会社ベーシックに入社して、いろんな種類の仕事を経験させてもらえる環境の中で日々仕事をこなしていくと、様々な角度から物事を思考できるようになったり、できる仕事が増えました。そうすることで、さらに大きな仕事をやってみたいと思えるようになりました。ちなみに私は2〜3年後までに先輩がやっている業務を自分1人で巻き取れるようにしたいと思っています!そのためにサポート業務で得た問い合わせ対応時の文面や対応プロセスに対する指摘やマーケティング業務で得た分析資料や施策提案の精度に対するフィードバックなどを活用し、「成果物のすり合わせ」や「骨子の作成」といった手法を引き続き実践しながら、依頼者の期待を超える成果を生み出せるように努力していきたいです。また今後は、「眼の前だけでなく全体を考える」を商談対応だけでなく、自分自身に当てはめたいとおもっています。行っている業務が組織全体にどのような影響をもたらすのか、背景や全体像を捉える習慣も身につけ、施策がもたらす影響を広い視野で考えられるようにしていきたいです。

これらを一つひとつ意識し、先輩がやっている業務を自分1人で巻き取れる力をつけ、さらに大きな業務にもチャレンジしていけるよう成長していきたいと思っています!

そして、、明日の担当はなっしーさんです!
カスタマーマーケの取り組みについてお話してくれるみたいです。明日のアドベントカレンダーもお楽しみに〜〜⭐️

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