あんまり書く時間がないが、手書きでメモを取るわけでもなく、どこにも書かないと忘れてしまうので、ここに書き留めるのは続けていきたい。 前回決めた、父に関するEMDRを傾聴なしで60分やり込む回。 心理士さんはそれを忘れていたようで、いつも通り最近どうですかー?と聞いてきた。2-3分話して、このまま傾聴するつもりな事に気づき、あんまり話すとEMDRの時間がなくなってしまうので…としれっと軌道修正した。 今の心理士さんはこういうところがあるが、他の人を探すつもりは今のところな
復学して忙しい日々を過ごしている。体調のノートも書けないし、帰宅後はお風呂、食事、睡眠だけで精一杯だ。 そんな中でのオンラインのカウンセリングだった。傾聴とこれからの治療について相談。 悪夢の話 引越して一人暮らしを再開してから日常のトリガーは本当に減った。日中のフラッシュバックはよほど気分が悪い時以外はほとんどない。しかし悪夢を連発している。熊に追いかけられたり、蛇に噛まれたりする漠然とした恐怖の夢やセクハラ系の夢、誘拐される夢まで見た。 いくら早く布団に入っても悪
トラウマ治療へ踏み切るのに、底つき体験は必要だったのか。 私はトラウマ治療に出会う前から、それを探していた。投薬でもなく、普通のカウンセリング(傾聴)でもない、何かもっと違う方法を渇望していた。 しかし、全く違う時期に出会っても受け取れなかったような気がする。 2年間の底つき体験 私は自殺企図がひどかった時期が2年くらいあるのだが、やっぱりその時のことが今でも怖い。本当に死んでしまってもおかしくなかった。 三森みささんの漫画でもそういう描写があるが、本当に死にそうな時っ
自分自身を研究対象として、睡眠時間や体調、気分、フラッシュバックのトリガーや内容など、いろんなことを毎日記録している。 そのなかで、ふと何か規則性や法則に気づいたり、新しい発見があったりして、自分の抱えているトラウマについて理解が深まることがある。 今回は、フラッシュバックについてまとめてみる。 フラッシュバックとは? フラッシュバックの理解に役立つ本。 タイムラグ 日常の中で、トリガーに出会ってからフラッシュバックが出現するまでの間に、時間が空くことがある。空かない
EMDRでがっつり記憶を処理した。 悪夢 毎日見るわけではないが、日々、いろんな悪夢を見る。その内容から「あーこれはあの出来事がトラウマになっているんだなあ」と思うことがいくつかある。そのうちの一つ、高校の同級生に関する話をした。 その夢では私は後ろから抱きつかれていて、彼は(彼氏ではない)体が大きいので振り解けない。泣きながら、周りの人に向けて「警察を呼んでください」と叫んでいる夢だ。でも誰も助けてくれない。なんとも気持ちが悪い夢だ。 実際にはそんな出来事はなかった
10回目のカウンセリング。車がないので電車とバスを乗り継いで向かった。 一つ前の記事「死にたくない」に書いた救急車で運ばれた話をした。トラウマになっているか確信的ではないが、その話を処理しておきたかった。 トラウマ反応とパーツワーク 救急車で運ばれたのは旅先で、高速バスで移動中にだんだんと体調が悪くなった。その3日後には、逆向きの同じ高速バスに乗って空港へ戻らなければならなかったが、高速バスに乗る2時間前に体調が悪くなった。動悸と浅い呼吸 (交感神経)、呼吸が極端にゆっ
思春期からぼんやりとした希死念慮を抱えていたが、はっきりとした衝動的な自殺企図を発症してから、毎回、いつも、どうにか踏みとどまってきた。そんな私が、いつの間にか、死にたくないという気持ちを持っていた話。 救急車で運ばれた 今月の初め、体調を崩し救急車で運ばれた。脱水症状で、点滴を2L受けて一応回復したのだが、倒れたときにこのまま死んでしまうかもしれないと思った。 原因は早朝の下痢と、その後に飲んだアイスカフェラテ2杯。カフェインの利尿作用が効き、水分を失っていた。車が壊
車が壊れ、スマホをなくした話。カウンセリングはトラウマ治療どころではなくて、進めていないので悪しからず。 車が壊れてカウンセリングを延期 もうなんだか、泣きっ面に蜂とでも言いたいくらいの辛いことが重なった。 9回目、カウンセリングルームに向かうため車で家を出ると、車のエアコンが効かなくなっていて、出発から20分くらいのところで警告ランプが点滅した。 一旦道幅の広いところに止め、エンジンルームを見てみたが、素人には全くわからず。 エンジンをかけてみるとランプは点灯せず、注
カウンセリング8回目。EMDRとSE。 薬の量を元に戻したこと、引っ越しの準備の話など。 現在のやるべきことに向けて 来週、ある人との面談が控えている。復学に当たって、所属を変更しようと思っているので、それを伝えなければならない。メールでやり取りしたり、話す内容をまとめたりする中で、頭が真っ白になってフリーズしたり、不安に飲み込まれることがあった。面談中、極度に緊張したらパーツが出てくるかもしれず、うまく話せるか不安だ。これを何とかうまく乗り越えたい。 これもトラウマ
6回目のカウンセリング前後、体調の記録も書けないくらい調子を崩していた。 しかし、体調が悪ければ悪いほど、治療に力を入れたくなってしまうのが悪循環の始まりだった。 思考力や判断力も奪われ、減薬したことなどすっかり忘れて丸一か月翻弄された。自戒をこめてここに記録する。 一か月も気づかなかった理由 私は現在心療科に通院し、内服薬と頓服をもらっている。今回は内服薬を1錠から0.5錠に減らしていた。 ここまで不調が出ていながら、減薬のせいだと気付かなかった理由は「普通に過ごす
6回目を飛ばして投稿です。6回目の内容は傾聴のみで、いろんなことが重なって心身の調子を崩していました。 7回目の今回はSEの一番楽しいところを体験できたのかなと思います。 まずは傾聴 中途覚醒や悪夢で、睡眠不足。10時間とか寝ても、疲れが取れない。眠れた気がしない。昼間、フラッシュバックに振り回されたり、気力がなくて動けなかったり。 暑くてしんどい。実家はクーラーないので結構キツい。図書館に逃げたり。両親は冬の暖房にも厳しくて、毎年凍えて過ごす話とか。 やるべきこと
三森みささんのパーツワーク回に倣って、私もパーツたちを絵にかいてみた。 強烈なパーツはとりあえず後回しにして、好きなことを思いっきり楽しんでいる自分をリソースのパーツとして絵にする。これが思いの他良かった。 リソースとは リソースは安心や幸福感を与えてくれるものという認識だ。私のリソースには安心系のものと、ワクワク系のものがある。カウンセリングの中で重要なのは安心系のリソースだが、日常ではワクワク系も大事だ。それぞれのリソースについて、安心とワクワクの比率をなんとなくイメ
傾聴とEMDR ここに書くのはカウンセリングの復習をするためというのが大きい。要は自分が再体験するためのものだ。一応誰かの参考になればという気持ちで公開している。 以前は紙のノートに手書きで書いていたが、書きたいことが多くて手書きが面倒になってしまった。見出しも付けられるし編集できて便利。 かなり踏み込んだ まずは、2週間の出来事をざっくり話す。60分の枠は、私にはいつも短い。ゆっくり傾聴してくれるのは嬉しいけれど、心理療法の時間が短くなるのはもどかしい。 焦りもあっ
SEについて調べているとよく名前を見かける浅井咲子さんの著書。 しばらく前から気になっていたが、先日BOOK-OFFでパラパラ見て(その本は汚れていたので買わなかった)買う決心がついた。 浅井さんの訳書である『子どものトラウマ・セラピー』は以前読んだし、花丘ちぐささんと同じSEプレゼンター(日本に6人しかいない)なのも知っていたので ポリヴェーガル理論やSE、トラウマ治療に精通した方だという印象だ。 本の内容は一般向け 参考文献はトラウマ関係ばかりだが、この本にはトラウ
4回目のカウンセリング。 最近ずっと頭の中で考えていたことを、心理士さんに見せるために付箋紙に書き出して持っていった。 フラッシュバックや悪夢の内容から抜粋して、トラウマっぽいものを元のトラウマと、その再演に分けて書き出した。 3本の樹 私のイメージではトラウマは大きな木で、幼少期に芽生えた小さな木は、放っておけばいろいろなものを吸収して勝手に大きくなると思っている。 一番最初の強烈なトラウマが土台となって、似た出来事や自分で再演したものがどんどん追加され、上へ上へと大き