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57歳失業2年目 英検1級挑戦中の苦悩

失業を機に2023年10月から英検1級の勉強に取り組み始めて、もう一年が経ちました。失業手当の期限も切れ、これからは毎月赤字の生活になります。尻に火がついた状態で、どんな生活をしているのか、紹介させてください。

1番の心配事は家賃38500円のアパートです。築年数が古く、あちこち傷んで大規模な改修が必要になりました。私の部屋の上の部屋の排水管が壊れていて、天井にシミができています。2階の床を支えている根太が腐ると、大きな地震の時に崩れやすいそうです。もしこの部屋を引き払うとしたら、真っ当な仕事をしていませんから、次の住まいが見つかるかわかりません。”住所不定無職”の文字が頭によぎります。無駄な勉強はやめて働けばいいだけなのですが、もう少し頑張って勉強を続けるつもりですから、気持ちは落ち着きません。

それでも、仕事に時間を奪われることもなく、好きなだけ英語の学習に集中できるのは、とても幸せなことです。ただ、安定した収入がないことは、精神の不安定につながるようで、少し不眠症気味になってきました。睡眠時間確保のために夜10時に布団に入っても、夜中の2時半に目が覚めてしまいそのまま眠れず、仕方なく英語の長文の勉強を始めることもあります。

そして、youtubeに時間を溶かすことがなくなりました。起きている間はひたすら英語のことだけを考えています。毎日勉強する項目とノルマを決めたおかげて、無駄に時間を潰すことが無くなりました。食事中や、歯磨きやトイレの時間まで英語の勉強に取り組んでいます。(ちょっと入れ込み過ぎて余裕をなくしているようです)

その結果、英語の勉強量が明らかに増えました。2024年6月の英検の際、睡眠不足から脳が疲れてスランプに陥りました。その後、HTMLとCSSのコーディングの職業訓練を受けたこともあり、毎日3時間程度しか英語学習が出来ませんでした。ところが、2024年10月の英検に失敗して以降、週あたりの勉強時間は平均して40時間を超えています。しかも一つの課題を終える時間が短くなりパフォーマンスが上がってきました。

さらに、新しい学習法を思いつきました。人は本当に困って切羽詰まると真剣になるようで、革新的な長文対策の方法を見つけました。57歳にして英語学習にbreakthroughが起きるかもしれません!この方法がうまく行きましたら、また報告します。

実は、安月給の塾講師をしていた時から、生活苦解消のため近所のスーパーで早朝の品出しのパートをしています。ちょっとした軽作業が運動になり、引きこもりがちな生活にとてもいい影響があります。実際、体脂肪も減り、血圧が下がり、血糖値にも問題がありません。しかも僅かですが収入も得られ、本当に助かっています。

また、以前からオンラインで無料の個人指導をしていましたが、背に腹は代えられず、お月謝を頂くことになりました。(失業手当受給中の授業料はユニセフに寄付して頂いていました)仙人のように霞を食べて生活ができて、金銭的な余裕がある時に困っている人を助けられたらいいのですが、現実は厳しいものです。

さらに、noteで私立中学の国語の入試問題の解説の記事も書いています。記事を買って頂いて生活費の足しにしようなどど、色気を出したのです。しかし、結果的に全く売れませんでした。ただ、色々と工夫してわかりやすい解説を書くのは楽しいです。自分は本当に教える仕事が大好きなんだと、改めて思います。入試問題に使われている論説文の著者や内容に関連する動画を貼り付けて、興味を持って問題に取り組めるようにしました。とても面白く学びになる作品が多く、素材を選んでいる私立中学の先生方は凄いと思います。

ちなみに、3度目の挑戦となった2024年度第2回の結果はこちらです。

2024年10月

1年間ほぼ英語の学習だけを頑張ってきた結果は、どういう訳か過去最低です。英検バンドはー6になってしまいました。それなのに英検の合否結果のページには、”一次試験合格まであとわずかです!”などと書いてあります。ちょっと怪しくないでしょうか?

このように、毎日もがき苦しみながらも楽しく英語学習に取り組んでいます。あまり思い詰めてもいけませんので、たまにはゆっくり休んで英気を養わないといけません。
次回2025年1月の英検に向けて、まだまだ険しい道が続いています♪

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