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稲のひこばえ
用事があり、仙台の山寄りのほうに出かけた。
午後の日差しを受けて
刈取後の田園が広がっていたが、
なぜか、
遠目にも若々しい緑色ではないか。
近づいて見ると、
刈り取った後から、新しい稲が萌え伸びている。
さらに近づいて見ると、
稲穂が付いているものも。
これは「ひこばえ」と言われるものらしい。
このまま収穫までいけば二期作になる。
そこまでいかずとも、土壌保全に役立ち、飼料にもなるらしく、
農家は手抜きではなく、
狙いでひこばえさせていると知った。
晩秋の風に枯れ葉が散る東北で、
再生の象徴を見る。