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アルメニアペーパー

サンタ・マリア・ノヴェッラは知っていたが、
アルメニアペーパーは知らなかった。
 
簡単に言うと、香料を染み込ませた紙だ。
よい香りだが、食品とは遠い匂い。

それを食品であるカクテルと、どう合わせるのか、
興味津々だったが、
こうきたか。

蓋付きのビーカーを思わせるグラスの中に、小さなグラスが入っていて、
これらが一体化している容器。
独創的。

その小さなグラスにアルメニアペーパーが折り畳んで入っていて、
蓋を開けて、まず香りを聞くと。

これが不思議。
カクテルとペーパーの香りが融合して、
ちゃんと食品の香りになっている。

こうなると、
美味しいとか美味しくないとか言う以前に、感動してしまう。

未知の体験。

それがあるから、ここに行くのだ。

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