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ウィスキー工場の思い出

先日、バーBenFiddichで
カウンターに座わり
いろいろ発見して楽しんだ話を書いたが、
まだ書き残しがあった。

バーテンダーの作業マット、つまり
カクテルを作る時に下に敷いてあるマットだが、
BenFiddichのロゴの下に
ニッカの文字があった。

開店のお祝い時に贈呈されたのだろうか。

そのニッカに勝手に縁を感じた。

私が仙台で小学生をしていた頃に、
関東から女の子が転校してきて
私は彼女と親友になった。

その子のお父さんが
ニッカ仙台工場の工場長だった。

そんな訳で
あの作並のウィスキー工場は
思い出深い。   

当時、小学校の課題に
自由研究というのがあって、
私達チームは
そのニッカの工場を見学させてもらい、
「ウィスキーができるまで」という渋いテーマで発表をした。

大きな模造紙に、あの巨大なアラジンのランプみたいなポットの絵を描いたのを覚えている。

そして、仙台工場の名物、白鳥も見た。ような気がする。

その後に酒が飲めるようになってからは、
ウィスキーはバーボン党で
ニッカの酒はあまり飲まなかった。
そうこうするうち、スピリッツはほとんど飲まなくなっていた。

だが、 BenFiddichに来るようになって
また少しずつ触れている。
カクテルには割とスピリッツが使われるから。

元工場長の娘とはいまだに付き合っている。
酒よりも長い縁だ。

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