冬フライング
秋の訪れを無視して冬が顔を出してくるような寒暖差が続いている気がする。
今日に関しては昼は20℃ほどあるのにも関わらず朝や夜は13℃まで気温が下がっている。
流石に寒暖差が大きすぎて深海魚のように目が膨張してしまう。目が細い僕としてはありがたいことなのだが、見た目の長所である優しい雰囲気がなくなってガンギマリ塩顔になってしまう恐れがある。
深海魚は深海にいる時は普通の見た目をしているのに地上に上がると水圧の関係で目などが膨張すると聞いた事がある。が、寒暖差のせいだろうといつも思う。
そもそもジャンルが「深海魚」なのは可哀想だ。
各々名前があるはずなのに土地で括られてしまっている。
カニを「浅瀬横歩き」、鳩を「公園鳥」、宮古島出身の人を「離島人」と言っているようなものだ。
はっきりと四季の感覚が研ぎ澄まされている本州人の僕でも準備のできていない寒暖差なのだから、恐らくどんな生物も突然の気温変動に対応できていないだろう。
あらゆる国、あらゆる生物でも鳴き声として「さみぃ〜」と「あちぃ〜」は共有できる世界でありたいと今日も思う。
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