鳥貴族炭酸切れ
会社の先輩達と鳥貴族に行った。
僕は日々、お酒よりお茶よりジンジャエールがこの世の飲み物で頂点だと思っている。
その中の頂に椅子を設けるのが鳥貴族のジンジャエールだ。
「大人のホットジンジャー」「大人のジンジャーソーダ」の2つが気温ごとに順位が入れ替わる。
辛めなジンジャー感の刺激が僕の舌に絡みつく瞬間はどのサウナにも例えられない。
なのだが、今日の鳥貴族は炭酸の気泡が一つもなくただの甘い生姜湯であった。
ホットジンジャーはもちろん素晴らしいのだがジンジャーソーダの方は負けてもいいから訴訟を起こしたいレベルの味だ。貴族かなんだか知らないが、楯突く覚悟は出来上がった。
好き好んでいるものに裏切られる気持ちがこれほど強いものだとは、、、浮気された友達に今なら心から同情ができるだろう。
イケメンの先輩はコーラを頼んでいたのだが、炭酸のないコーラなんて夏休みのない8月のようなものだから、黒くて甘い飲み物を飲みながら苦笑いをしていた。イケメンだった、、。
帰宅の雰囲気になって、イケメンの先輩が席を立ってトイレに向かったと思っていたら会計を済ませていた。
普段から慣れているからなのか、イケメンという期待に応えていたのかは分からないが、とにかく一生ついていくと心に誓った。
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