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Dr.228の総合内科専門医試験対策 【① 試験対策のコツ】~タイパ・コスパのよい対策法~

こんにちは。
日々の勤務(や研究)に加え、総合内科専門医試験に向けての日々の勉強お疲れ様です。

現在、内科専門医制度の移行措置として、『サマリーの提出をせずに総合内科専門医試験を受験できる』という、たった1回の優遇制度があります。
この優遇制度を利用して総合内科専門医試験を受験したい、または今年に受験する予定だという先生も多いのではないでしょうか。

私も、急性期病院に勤務する中で、本優遇制度を利用し2023年に総合内科専門医試験を受験しました。

多くの先生も感じていることだとは思いますが、働き方改革が進んでいる今日においても やはり勤務医は多忙であり、特に医師として貢献度が高い先生ほど 日々の診療に追われて、試験対策に時間を割けないというのが現状です。
夜に仕事を終えた時には もはや勉強する気力どころか、寝る時間さえ惜しまれるという先生も多いのではないのでしょうか。

私自身も受験前にそう感じていました。
正直にいうと「暇な人ほど勉強ができるのだから、総合内科専門医を取れる人はゆるい勤務形態で働いている」なんて、先輩方の先生に対して大変失礼なことを、心の中で予防線を張りながら試験に臨んだものです。

「多忙」「疲労」に加えて、この「言い訳」も手伝って、私は『いかに時間をかけずに、お金をかけず効率よく試験を1回でパスするか』をモットーに試験対策を行い、無事にある程度の余裕をもって試験をパスすることができましたので、情報共有をしたいと思います。

このマガジンを通じて、下記内容について執筆中ですが、
① 試験対策のコツ
② 2022年試験の復元【解説付】
③ 2023年試験の復元

本記事ではまず、「① 試験対策のコツ」についてお伝えします。
あくまで『一個人の独断と偏見およびn=1の経験則に基づく内容』ですので、参考として読まれてください。


~はじめに~

時間を割けることができる または 計画的に早めに試験勉強を開始している勤勉な先生方は、
内科学会が出版している過去問題集やセルフトレーニング問題集を解いたり、某ビデオ講義を受講したり、内科学会雑誌の洗い出しまでをされている先生方もいるかもしれません。

しかし、過去問や問題集を解こうにも、調べながら、勉強しながら解き進めるとなると、なかなか問題を進めることができず、気づいたら数週間たってもまだ一分野も終わってない進捗状況だということを経験された人も少なくないのではないでしょうか。
また、雑誌を読んでも要点がつかめずに効率が悪かったり、本当に試験に出る分野・内容であっているのか不安になった方もいると思います。

ビデオ講義については、受講したくても講義代が(ビックリするほど)高かったりして躊躇されると思います。
しかも、総合内科専門医は国家試験と異なり、取得しなくても基本的には医師としての活動に影響はなく、また給与にも影響することも(多くの病院では)ないと思います。
なので、時間はかけるにしても、何十万もお金をかけてまで合格を目指すべきなのか…(営業妨害とならないようにこれ以上は言いません)と大きな葛藤が出てくるのはごく自然なことだと思います。

そこで、総合内科専門医試験に向けて何を準備すべきか、また効率よく合格に近づくためにはどの順番でするべきかをまとめました。

参考として、私自身は 2ヶ月前から(休日や余裕がある日に)試験勉強を始め、1ヶ月前くらいから暇さえあれば勉強するという勉強量で余裕をもって合格することができました。
勉強期間については1日あたりに割ける勉強時間などによって変わるため『1~2ヶ月前からでも絶対に受かる!』ということにはならないと思いますが、試験勉強を始めるのが遅くなった先生・始めたくても勉強時間を確保できないような多忙な先生がなるべく合格に近づけるよう、本記事を執筆させていただきました次第です。

以下、有料記事になります。箇条書き形式となっていますので、見やすいと思います。

※注意:
①試験対策のコツ
②過去問の復元・解説

のうち、下記には「①試験対策のコツ」について記載しております。「過去問の復元・解説」については別記事で作成中ですので、参照ください。


また①・②両方を読まれる際はマガジン購読が格安になります。
マガジン購読料については、②の情報更新が進めば適宜値上げする予定ですので、早めの購入をご検討ください。


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