走りながら本が読めたら
先週の三連休は、子供の中学受験が続き、慌ただしい週末でした。
基本5時半に起きて子供を叩き起こし、学校まで行って近くで待機。そんなことを三日間繰り返しているうちに、親である私もぐったりしてしまいました。
中学校が提供してくれる待機場所は体育館や講堂、食堂と様々ですが、概して寒いです。部屋の空間そのものは暖房が効いていても、感染症予防で換気しているからか、足元がキンキン。靴用カイロが必須です。
しかし今日は入試がない日です。久しぶりに朝からバタバタすることもなく、時間に余裕がありました。それでも勝手に7時に目覚めてしまう・・・。そこで、リフレッシュに久しぶりに走りに出ました。
外は寒く、鼻や耳が痛い。最近は手袋をつけて走ることを覚えたので、いつも使っている300円の手袋を探したのですが、見当たりません。仕方なく、昔どこかで買った毛糸の手袋をつけて家を出ました。しかし、毛糸の手袋は当然風を通すわけで、走り始めると手がかじかんできます。どうでもいいですが、「かじかむ」って「悴む」と書くんですね。
周囲を見渡すと、他にもジョギングをしている人たちがいて、それぞれのスタイルで防寒対策をしていました。基本手袋をしています。きっと私のように毛糸の手袋ではなく、もっと機能的なものを使っているのは間違いないです。
走る時はだいたい音楽を聴くか、10ミニッツTVをかけ流すか、NewsPicksの動画をかけ流しています。走るのに没頭するには何も聴かない方がいいという話も聞くし、走りながら聴いているコンテンツがどれだけ頭に残っているか・・・というのはありますが、無意識に脳に刻み込まれているのだと信じています。
今日かけ流していたのはこれでした。
「書店員芸人」カモシダせぶんさんが、「NewsPicksユーザー向け」「一般ビジネスパーソン向け」などいくつかのテーマでおすすめ本を紹介しています。
かけ流しランの欠点は当然動画を見ることができないことで、動画ではおそらく書名も表示されているのでしょうが、こちらは記憶に頼るしかできません。気になったのはこの辺りでした。
動画でもコメントされていましたが、どうしてもビジネス書に偏りがちなので、こうやっておすすめの小説を紹介してもらえると気になります。
これまた紹介されていたのですが、最近「シェア型本屋」というのがあるんですね。本棚のブースを間借りして、そこでオーナーが本を売るのだとか。
動画で紹介されていたお店は失念してしまったので、帰ってから調べてみました。
藤沢なのでちょっとうちからは遠いですが、ビールでも飲みながら本を読みませんか?というのがグッときます。
もうひとつ。
鹿島茂がプロデュースしている神保町の書店。4店舗の合計は1,000冊超なのだとか。
自分も出品できるのかしら・・・やっぱり書き込みしまくりの古本を売っちゃダメなんですよね、きっと。
10キロ走ろうと息巻いて出たものの、結果は7キロ弱。昨年末風邪をひいて体を動かさなくなっていたので、体がなまっています。
額から汗が流れるほど走った後でも、手だけは冷たいまま。家に帰ってすぐお風呂に入り(おいだきONで家を出た)、三連休から引っ張った先週の疲れも、湯船の中で少しずつ溶けていきます。
たかが300円、されど300円の手袋。その小さな存在が、ジョギングの快適さを大きく左右することに気がつきました。子供の受験に関するサポートも、もしかすると似ているのかもしれません。一つひとつは些細なことでも、それが子供にとっての大きな支えになるのだと思います・・・思いたい。
明日の朝も走ろうかな・・・ということで、300円の手袋を探すか、スポーツ用品店で専用のものを買うか。受験がすべて終わる頃には、私自身ももっと穏やかな朝を楽しめるようになっていたいものです。