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無言勢が嫌いな人とレスバした話【VRChat】

まえがき


とある記事

ある日、私のリアルでの親友から以下の記事が送られてきた。

なんてことはない、VRChatに関する記事だと思うだろう。
だがその考えを持てるのは記事を読むまでである。
以下のスクリーンショットが引用記事の問題点である。


↑これが当記事で話題にしたい部分

そう、無言勢に対するヘイトスピーチが盛り込まれている。
彼女の意見を要約するとこうだ。

  • ・無言勢は会話にラグが生まれるためストレスでならない

  • ・ネカマはキモい

私は今からこの主張に対して批判を投げかける。
無言勢、ひいてはこれから無言勢でVRChatを始めようと考えている者たちの安寧なVRCライフを守るためである。

この主張の問題点

ではまず、この主張の問題点はどこか確認しよう。

  1. 悪口を公にしていること

  2. 全く”自分の快不快を元に”悪口を言っていること

  3. 無言勢で新しくVRCを始めようとする人が減る

1.悪口を公にしていること

  • まず、あなたがどう思うかは(少なくともこの国においては)自由だ。

  • 女はバカだと思っていいし、男はATM以外の価値がないと思ってもいい。

  • ただ、それを公にするとなると話は別だ。小学生の時に習うことだが、人の悪口を言ってはいけない。この女はそのルールを守れていない。

  • どうしても彼女が無言勢と話すのがストレスなのであれば、話さなければいいのだ。なのでこの場合は

  • ”無言勢が苦手な人もいるので話を続けようとしなくても気にしないでね”

  • と書けばただ、ただそれだけで済む話なのだ。

  • 「なぜこっちが配慮しなければならなんのだ!😡」と思うかもしれないが、その論法を使うならなぜ無言勢が喋れる側に合わせないといけないのだ

  • 無言勢は喋る側の会話スピードに合わせるためになるべく早くかけるように”配慮”しているんだぞ。あれめんどくさいんだからな。腕疲れるし。

  • そもそも喋れる、喋れないによって生まれるヒエラルキーは存在しない。

  • 確かに、喋れた方が意思疎通自体はしやすいので喋れた方が得ではあろうが、それはただ「得」というだけであり、喋れた方が偉いわけでは無い。

  • 「書き終わるまでのラグを待つという配慮をしてるんだよ!😡」と考えるかもしれないが、別に待ってもらわなくても構わない。お願いしていないのだから。もしあなたがラグを待てない人間ならば別の人と話せばいいし、ラグを待てる人間なら待てばいい。コミュニケーションが苦手な人は勘違いしやすいが、コミュニケーション能力とは誰とでも仲良くなれたり、誰とでも喋れたりする能力のことではない。自分が話したいと思った人と普通に喋れる能力のことである。なので、あなたが無言勢が嫌だと思うならサッと別のところに行けば良い。

2.全く自分の”快不快を元に”悪口を言っていること

しかも無言勢って大体ネカマなんですよね。声出したら幻滅されるから声を出せないんです。そこら辺も含めて、ウザい。

これに関してはもう意味がわからない。まず、ネカマを誤用している。
ネカマは「男が女のふりをすること」と定義されやすいが、これには
「騙そうとする意思がある」ことが大前提だ。騙してより良いアイテムをもらうことが目的だ。しかし、VRC民なら大前提お分かりだと思うが、
女性アバターを使っている者は騙そうとする意思がないことが多い。
なぜならそれは男が女アバターを使うのは一般的であるからだ。

よって、彼女の想定しているネカマとは全く違うものなのだ。
なので、彼ら(メス堕ちしてる場合、彼女らと呼ぶべきか?)は騙す意思がないため、「声出したら幻滅されるから声を出せないんです」というところも論理が破綻している。これは単に彼女がネカマが嫌いだからウザく感じてしまうのだろう。これは自分の快不快を元にしている悪口なので「1.悪口を公にしていること」で挙げた彼女の悪口よりもタチが悪い。
なぜ彼女がここまでネカマを嫌っているのかまぁ〜〜〜ったく一ミリも想像できない。が、
「記事の冒頭でわざわざ「私(女)」と書くあたり、女という(VRCでチヤホヤされる方の)性別に誇りを持っていているゆえ、明らかなネカマ(男なのに美少女アバターを使っている、一般的なVRC民のこと)がチヤホヤされるのが許せないんだろう」とか、
「メンタルクリニックに行っていて双極性障害II型の障害者手帳も持っているだけでなく友達が一人もおらず26歳を過ぎてもまだ学歴の話をしていて親友に彼氏を寝取られ女なのにお砂糖相手に振られ文体が美術部女子中学生そのまんまなことから彼女の精神面に問題があるんだろう
とかいう考えは一ミリも思いつかない。もしそういう考えを思いついたとしてもそれは私の意見ではない。
それにしても彼女がここまで問題発言をするのはなんでなんだろう。全く不思議だ。
ところで話は変わるが、上記の文とは全くもって一ミリも少しも関係ないが、ネットで軽々しく弱みを曝け出すのはやめようと思った。
全く話は変わるが。
(「メンタル〜あるんだろう」の部分は彼女の他の記事に書いてある)

3.無言勢で新しくVRCを始めようとする人が減る

これはなんとなくお分かりだろう。
VRCを最初は無言勢で始めたいと考えている人がこの記事を読んだらどう思うだろう。私なら尻込みする。そしてそれはVRCの発展に貢献しないどころかむしろ邪魔するだろう。
なので無言勢に対する改善案や妥協案を掲げるわけでもなく、うだうだうだうだと愚痴を超えたヘイトスピーチを放出する彼女のこの主張は社会害なのだ。

総論

この動画やコメント欄から分かるように、世間からの無言勢への見る目はかなり優しい。ノイジーマイノリティに惑わされずに自分のスタイルを貫き、
トラストランクに合わせてアバターの露出面積を減らしていこう。

【追記1】

引用元である彼女のNoteが更新されていた。


青枠で囲っているのが変更点である

それに対して反論していく。
私は彼女が双極性障害なことについて折に触れて書くが、それは彼女を、ましてや障害者全体をバカにすることが目的ではない。
むしろ彼女が双極性障害を抱えているということに留意して反論しなければならないことを忘れないための自分への一種の戒めである。

  1. コメ消し逃げされました!

  2. 朝4時に忙しいのにありがとう!

  3. 自分で自分の記事をスキしてる!

  4. 現実世界ではしゃべってるのになんでVRCでは喋れないの?

  5. エンジンかずみの動画は無言勢が嫌われていないソースとしては弱い

1.コメ消し逃げされました!

当記事を書く前に引用元の記事に対して批評コメントを書いていた。内容は当記事と全く同じだ。むしろ皮肉度も抑えて書いていた。
でもやはり皮肉要素成分がゼロだったわけではなく、彼女もその少ない皮肉要素に対してギャオっていたため、私は反省して批評コメントを消し、
「皮肉を使ったのは私も悪かった。けれど無言勢に対するあなたの気持ちは大変身勝手なものであり、道徳的ではない。その部分を消すか、少なくとも妥協案や改善案の提示に書き換えるなどしてはどうか」
というコメントを打とうとしたのだが、先に彼女にブロックされていたためにできなかったのだ。
そう、ブロックしてさらなる批評を受け付けず、”逃げた”のは彼女の方だと言ってもいいだろう。
それにとどまらず、彼女は有料記事に変更している。これは見る人を抑えて批判を抑えることが目的だと推察できるが、どうやら彼女によるとこれは逃げではないらしい。
大学院を卒業している(らしい)にもかかわらずcriticizeとblameを見分けられないのはどうかしている。だが、彼女ですら修士を取れるということを知り、かえって希望を持てた。

2.朝4時に忙しいのにありがとう!

実際私は学部生なので忙しくはないし、学部生ならこんな時間に起きていることは特段珍しいことでもない。むしろ
出勤前は忙しいのにわざわざありがとう!
といいたいところだ。いやもしかしたら
障害者雇用なため労働時間が短かったり、休みが多いのかもしれないが。
(彼女が障害者雇用枠なのも彼女の記事に書いている。)
(もちろんこれは障害者をバカにした発言ではない。ただ単に彼女も彼女で忙しくない可能性を提示しただけであり、むしろ大学院生が精神系の問題を抱えやすいという問題は国をあげて解決するべきだとすら思っている)

3.自分で自分の記事にスキしてる!

逆に聞こう。自分自身ですらスキできない記事を書いてなんの価値があるというのか。自分自身でいいと思わない記事になんの価値があるというのか。
自分の書いた記事に自信を持ってスキしていこう。
双極性障害の方は躁の時に自信過剰になり過ぎる可能性があるということに注意しながらの方が良いと思われる。)

4.現実世界ではしゃべってるのになんでVRCでは喋れないの?

現実世界での行動をVRCでもしなければならないという法律も、決まりも、社会道徳もない。むしろ現実世界ではできないことをするためにわざわざ高い高性能のゲーミングPCやメタクエストを買い、それにとどまらずアバターを買い漁るでのはないか?
よって彼女のこの主張は反論になっていないどころか全く論理性に欠けている。
彼女の”普段の行動をゲームでもやれ!”という考えは
私は現実の職場で配慮されてきたのだから、VRCでも配慮されるべきだ!
という思想につながってくるのだろうか。
(障害者の方をバカにする意図は全くなく、障害者の方が作業所以外でも労働できることそれ自体は素晴らしいと思っています)
(↓障害者の方による障害者雇用の配慮を求めるNoteです)

5.エンジンかずみの動画は無言勢が嫌われていないソースとしては弱い

「1.コメ消し逃げされました!」のところでも書いたが、私は彼女の元記事に批評コメントを書いた。その中でこの動画(「総論」で載せた動画)を「無言勢が嫌われていないことのソース」として提出したのだが、タイトルのようなことを言われてしまった。これについて反論していく。
彼女は「ソースが弱いソース」として、以下を述べた。

  • ・聞き出した件数がエビデンスとしての要件を満たさない程に少ない

  • ・動画の性質上、”民意”は編集されやすい

  • ・コメント欄には無言勢擁護派が集まりやすいのは自明

確かに、彼女の言っていることはそれらしく見えるだろうが、反論していく。

1.【聞き出した件数がエビデンスとしての要件を満たさないほどに少ない】
この批評はあながち間違いではないだろう。ただ、「ソフトウェア見積もり(スティーブマコネル著)」の中で、「素人が、なんらかの数字を用いてフェルミ推定的に行った見積もりは専門家の経験則による見積もりよりも精度が高い」ことが書かれている。つまり、
不十分であったとしても数字を用いて見積もりを出すのは数字を使わない”思い込み”よりもずっと意味がある」ということだ。
”無言勢は気持ち悪いのか気持ち悪くないのか”という見積もりにおいて、彼女の「お気持ち」よりもエンジンかずみ氏の「データ」の方が信頼に値するのだ。
(勘違いしないでほしいのが、マコネルはプログラマーなどではなく、見積もりそのものの専門家だ。)

2.【動画の性質上、”民意”は編集されやすい】
そもそも、なぜメディアは民意を編集するのであろうか。それは全く利益のためと言ってもいいだろう。視聴者が好まないコンテンツよりも好むコンテンツを報道した方がPV数が取れ、利益につながる。そのため、メディアは民意を編集することがある。
さて、もしこの動画において民意が編集されていたとして、エンジンかずみ氏はなぜ「無言勢が受け入れられている」かのように報道するのであろうか。勿論、「無言勢が受け入れられている」という内容を視聴者が好むからであろう。ではなぜ、視聴者はそのような内容を好むのであろうか。それは、
「視聴者が無言勢を受け入れているから」
である。そう、例え”民意”が編集されていたとしても、
「世間は無言勢を受け入れている」という解に変わりはないのである!
よって、彼女のこの批判は全く見当違いであるどころか、かえって私の主張の裏付けとなってしまっているのだ。

3.コメント欄に無言勢が集まりやすいのは自明
これに関しては何が自明なのかはわからないが、おそらく彼女は
「くそざこよわよわなVRC民は自分と意見が違っても、動画の内容に合わせてコメントするだろ」という主張なのだろうが、それは
全くもってVRC民を理解していない
まずVRC民がくそざこよわよわなのは認めよう。だが、彼ら(メスになっているものも含めて彼らと呼ぶことにした)にとって最大の武器、
「お気持ち砲」の存在を彼女は忘れている。そう、VRC民は少しでも自分と違う意見や気に入らないことがあったらお気持ちを飛ばさずにはいられない種族なのだ。
ひとたびTwitterを開けばエアリプ、エアリプ。お気持ち、お気持ち。

よって、もしも無言勢は気持ち悪いという意見がメジャーだとしたら、コメント欄やTwitterのTLには無言勢に対するヘイトやお気持ちで溢れかえっているはずであろう。
しかし、彼女の「無言勢は気持ち悪い」という思想も、VRC特有のお気持ち文化から生まれたものによることはとても面白いアイロニーである。

私がこの追記1を書いたのは彼女に反論されたからお返しをしたい、という欲望によるところもあるが、それよりも
「無言勢やネカマ(笑)に対してヘイトを抱いている人はこういう
メンタルクリニックに行っていて双極性障害の障害者手帳も持っているだけでなく友達が一人もおらず26歳を過ぎてもまだ学歴の話をしていて親友に彼氏を寝取られ女なのにお砂糖相手に振られ、文体が美術部女子中学生そのまんまな)人で、そのヘイトの根拠は乏しい。よって、
男なのに美少女アバターを使う「一般的な」VRC民は安心して無言勢ライフを過ごしてほしい!

ということを主張したいためである。

まあ「VRChatはやらない方がいい」という彼女の主張はおそらく正しいが…

【追記2】

引用元の記事を書いている彼女が新しい記事を更新していた。

このタイトルを見た時、正直ニヤケが止まらなかった。
私も彼女同様に性格が悪いので、彼女の考えていることはすぐわかる。
ここまでわかりやすすぎると憐憫さえ憶える。
私はメタ認知モンスター(略してメタモン)なので、「逃げてるな」と他人に思われるような行動は恥ずかしすぎてできないタチなのだが、どうやら彼女はできるらしい(笑)その精神は見習うところもある(笑)

青枠で囲んだのが話題にしたい部分である。

無言勢が現実逃避人間というのは全く論理性に欠けている。
この記事の中には特別な”才能”を持たない普通(健常という意味)の人では理解できない素晴らしい説明(一般的には論理飛躍と呼ばれる)があるのかもしれないが、な・ぜ・か3000円という超高額な有料記事になっているので読むことはできない。とても残念だ。
(ところで、全く話は変わるが、心療内科やメンクリの費用は月に3000円程度らしい。全く関係ない話だが。
無言勢が現実逃避人間というのは間違いであり、正解はこうだ。
❌無言勢は現実逃避人間である
⭕️無言勢以外のVRC民も現実逃避人間である

あとがき

まだまだ彼女がギャオってくるだろうと見込んであらかじめ「追記1」としておいてよかった。

この記事を書いている時にふと、「私のやっていることは正義なのだろうか?ただ精神障害者の方をいじめているだけなのではないか?」とも思った。
しかし、精神障害者だからといって無言勢に対するヘイトスピーチをしていいわけでもないし、当記事に精神障害者を馬鹿にするような発言は”一切”なかったので、よしとしよう。
(当記事に精神障害者の方をバカにする意図は一切ありません。)
(彼女をバカにする意図も一応ないっぽいです。)

ここまで読んでくださりありがとうございます。あなたも私同様にいい性格をしている方なのだろうと思われます。
「無言勢はキモくない」という意見はメジャーであるものだと世間に認めさせるために、引用元の記事のいいね数を超えたいと思っておりますので、私の意見に賛同してくださる方は何卒スキをよろしくお願いいたします。
(時々更新する場合があります。)

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