履歴書には3つの魔法をかけて!|エッセイ
毎日、ハローワークで100人以上就職相談をしていると、たくさんの方の履歴書を見せて頂くことになります。
「これを出して大丈夫ですか?」
「何回応募しても落ちてしまう。どうすれば良いと思いますか?」
など、仕事探しの切実な質問に答える必要があります。
印象に残り、書類選考に通りやすいポイントは何でしょうか?
元ハローワーク、求職担当の視点から、仕事を探している貴方へ
3つの魔法をお伝えしましょう。
(5分ほどで読めます。)
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✢履歴書写真
これは案外最も見落としがちです。
ほとんどの人が、何も考えず写真を貼付します。履歴書の体裁のため付ける、といったふうに。
想像して欲しいのですが、会社は書類選考の際、数多くの履歴書を読み進めます。この書類は残しておくかどうか、確認しながら仕分けていきます。
まず、第一印象が大切なことは言うまでもありません。
履歴書で最も意識しておく1つめの魔法は、
「会社の人に、一緒に仕事をしたいと思ってもらえる応募写真を選ぶ。」
です。
特に、キャリアのある方、資格などが揃っている方は、気軽に仕事を頼みにくい、近寄り難いイメージを持たれやすいです。
やや口角が上がっているような明るい顔の写真を選んでみると良いでしょう。
✢職歴欄
履歴書の時点で、よく見られるのが職務経歴です。
学歴は、再就職ではさほど重要となりません。
学校の偏差値と、社会の偏差値は違うからです。
求めている職務内容と経歴がマッチングしているか、というのはもちろんですが、
何回転職したか、
なぜ辞めたか、というのが
大きなチェックポイントになります。
採用した/されたけれど、何らかのトラブルで退職となるのは、避けたいもの。
履歴書の2つめの魔法です。
「経歴ごとに、退職理由を添える。」
です。
例えば、「一身上の都合により退職」というのを、「夫の転勤により退職」や「親の介護により退職」といった具体的な内容にします。
その内容は、
・やむを得ない理由
・一時的で、今は解消されていること
を記入しましょう。面接をする前に、会社に安心感を持ってもらえるでしょう。
✢資格・特技欄
空白にするのはやめましょう。
履歴書全般に言えることですが、
空白が目立つとやる気がなく見えます。
この欄のポイントはたった1つです。
「仕事に合った方向性の資格を書く。」
です。
持っている資格を全部羅列してしまう求職者の方がいらっしゃいますが、これは敬遠されます。
「使いにくい」のです。
応募する仕事に関する資格だけに絞って、記入した方が好印象でしょう。
書く資格が無い!という方へ。
最後の魔法です。
「〇〇資格について勉強中」
「〇〇取得に向けて勉強中」
こう記入出来ないか検討してみましょう。
まだ資格は取っていなくても、適したものを現在進行形で取り組んでいる。これは好印象になります。
面接で聞かれると、絶好のアピールタイムになるでしょう。
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いかがでしょうか?
仕事探しのとき、3つの魔法を思い起こして頂けると幸いです。仕事を探しているお知り合いにも、どうぞこの魔法をお伝え下さい。
新しい仕事が、
貴方の人生の彩りと
なりますように!
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お読み頂き有難うございました。
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