『横浜市が「つくる会」系を選んだ理由』(今田忠彦)
を読みました。
中学校の歴史と公民の教科書について、横浜市で新しい歴史教科書をつくる会系が作った教科書を選んだことについて、経緯や仕組みなど、興味深く読みました。
教育基本法が改正され、学習指導要領も随時改訂され、子どもたちが歴史を学ぶにおいては、
戦争は悪かったという一面的な見方を押しつけるのではなく、歴史的背景を踏まえて多面的に、子どもたち自らが考えること、
そして
日本が好きになること
が大事ということに尽きると私は思います。
横浜市の事例を契機に、比較的健全な教科書が使用されることが増えてきてはいるが、まだまだ自虐的な教科書が多く使われているようです。
とりわけ、教育委員の選任が重要で、当時の中田市長の功績でもあります。
教科書選定が形骸化するか否かは、教育委員次第です。
子どもたちが関心を持って歴史を学び、日本が好きになるよう、学習指導要領に沿った教科書が使われるよう切に願っています。
仙台市の教科書もなんとかしたい。