私がアダルトチルドレンを克服する時に最初にしたこと 人前での「自己開示」
何かのひっかかりのあることについて、克服したいと思ったときには、まず人に
「自己開示」をするのも必要な場合があると感じています。
私はアダルトチルドレンを克服するときに、コーチングの個人セッションを積み重ねて自己開示しながら、コーチと約束した課題を行動という形で日常に取り入れていきました。
それ以外でも、
今思えば大きなチャレンジだったな、と思うことを紹介します。
人前で
「自分の幼少期の経験やそれによって感じた思いを開示する」
10年前のある日。
その場は、教育関係の方達の勉強会でした。
子育て中のママのリアルなお悩みを、ベテランの講師の先生がどうセッションするか。公開お悩み相談会でした。私はそこで「お悩み相談する人」の立場で参加した。
なぜものすごく辛い記憶なのに、思い出すと涙が止まらなくなって震えて話せないくらいになるのに、
人前で自分の幼少期の話をしたのかと言いますと、とにかく辛い記憶とその時感じた感情を自分から全部出したくなったんです。
きっかけは、子育て支援センターに通っていた時。
長女を遊ばせる&子育て初心者である自分が、
子供のお世話や向き合い方についての学びを得たく
時々通わせていただいてました。
センターの先生とお話ししてる時、私から、ふと
「私の中には、いつも体育座りして顔を埋めて泣いてる子供の頃の自分がいる」
と告げたのがきっかけとなりました。
今までこの話を他人にしたことはなかったのですが、長女を育てていると
その小さな自分がチラチラと脳裏をよぎるのです。
センターのS先生から、
「この本を書いたH先生が来月くるの。良かったら、今の悩みを相談してみない?」と言ってくださり、1週間悩みましたが
相談してみることにしました。
相談会当日、場所とお部屋の名前を聞いて、会場にたどり着きました。
長女の託児をお願いしようとお部屋に入った。
そこには、
以前から知り合いの、小学生の頃の同級生のお母さん、そして実家の近所(小さい頃から顔見知り)の保母さんのお仕事をされているかたもいました。
総勢40人くらい。
一瞬、やばい。
帰ろうかな。
と思いました。
だって、こんな場所で母親との関係を話したら、それが母親の耳に入って
ものすごく怒られる。嫌われる。責められる。
生きていけなくなる(本当はそんなことないのに)
と感じたのです。
二、三分その場で「やばい、どうしよう」と思ったけど
私は「もうどうなってもいい。」
とにかく、私を選んで生まれてきてくれたこの子の子育てを間違えたくない。
生きていてくれることを心から褒め、子供の思いに寄り添い、いつでもあなたの味方だよ、と伝えながら育てたい。
存在そのものを大切にしていきたい。そのためにはどうするか。
私は母親がしてくれた子育てと同じことは絶対にしたくない。
無我夢中で、必死に挑みました。
相談者は数名いました。
私の出番は3番目。
1人終わるたびにドキドキが増し、心が壊れそうになった。
順番が来てH先生に、泣きながら、詰まりながら、全身で震えながらやっと下書きしてきた
母親への思いや気持ち、言われて辛かったこと、されて辛かったことを
聞いてもらいました。
先生は、とても優しい笑顔で
「よく話してくれましたね。勇気を出して話してくれてありがとう。
立派です。
過去の辛い出来事の荷物は下ろせないけど、小さくすることができるよ。
そのためには、そばにいてくれる旦那さん、信頼できるプロの方に話を聞いてもらいながら、一緒に解決しながら前に進んでいくことができます。
そして、あなたはあなたが経験したことと似たような境遇にいる人の
サポートをできる人ですよ。」
と優しく語りかけてくれました。
この出来事は、今思うと私を変える大きな大きな一歩だったのです。
今現在は、私もコーチとなり似たような境遇の方や
自分の人生をもっと良くしたい!と自分の人生をより幸せで自分らしく生きていきたいと思ってる方へのサポートをしてます。
当時は思ってませんでしたが、今思えば、
このチャンスを引き寄せ手に入れたのは自分の心と行動です。
あなたにも、あなたに必要なチャンスを手に入れる力があります。
その方法は、私のような大勢の前での自己開示ではないかもしれません。
わざわざ、大勢の前で自分のつらすぎる話をする必要はないと思います。
たった1人、真剣にあなたの話を聞いてくれる人で十分かもしれません。
もしくは、ノートに頭の中の記憶や言葉を書き出すことかもしれません。
克服したくて、あなただけにあった方法があなたの心の中で答え出す日を待ってます。
いつお最後までお読みいただきありがとうございます😊
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