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リスニングの伸びに悩んでいる人にオススメしたい映画「TOP GUN: MAVERICK」
映画「TOP GUN: Maverick」が、5月下旬に日本公開されましたが、ご覧になりましたか? 「知ってるよ」という方も多いと思いますが、めちゃくちゃよかったです。そして、リスニングに自信がなくなっている人に、全力でオススメしたくなりました!
どうして今さら観ようと思ったのか
ボスの松井に「絶対に映画館で観てきて!」と何度も言われていたのですが、遠くてちょっと面倒くさいと思った私は「そうですね……」と、曖昧な返事で、上司命令を無視し続けていました(松井さん、ごめんなさい)。
しかし、先日、「『TOP GUN: Maverick』は、英語が聞き取りやすかったですよ」と話す人がいました。正直、「それはあなたの英語力が高いからでは?」と思ったんです。でもその人曰く「海軍の話なので、上司と部下との会話はフォーマルで、言葉を崩さずにハキハキ喋る。絶対に聞き取りやすい」「ビジネスシーンで使われるフレーズもたくさん出てくる」とのことです。確かに一理あるな……と思いました。
ちょうど用事で外に出ていて、近くに映画館もある。きっともう間もなく上映も終わるだろうから、劇場で観るならこれが最後のチャンスかも!? それに、ようやく松井に報告できる! と、いろんな状況が重なって観に行くことにしました。
※ビジネスシーンで使われるフレーズはある程度決まっているので、カジュアルな会話よりも聞き取りやすいです。
「TOP GUN: Maverick」は、英語の聞き取りがしやすい、希少なコンテンツです
噂通り、とても聞き取りやすかったです。「自分のリスニング力が上がったのか?」と、うっかり勘違いしそうになるくらいでした。
聞き取りやすいと感じたポイントが3つあります。
1.フォーマルな会話が多い
事前に聞いていた通りですが、非常にフォーマルな会話が多いです。また、上官に呼ばれたときのやりとりは、一つの会話があまり長くないので、字幕に頼らず音声を聞くことに集中できます。
同じようなフレーズが何度も出てきますが、それらは実際のビジネスの場ですぐに使えそうです。
2.略語や音の消失があまりない
先ほどと少し重複しますが、フォーマルな会話が多いので、言葉を省略したり音の消失があまりありませんでした。ですので、多聴に慣れていない方も挑戦しやすい映画だと思います。
3.モゴモゴしゃべる人がほとんどいない
私の場合、モゴモゴしゃべる人や、低い声の人は聞き取りにくくなってしまいます。ですが、この映画にはそういう癖のある方がほとんどいませんでした。海軍の話なので、ハキハキ話すようになっていたのかもしれません。でも、それ以外の方もみなさんハッキリ話していた印象です。
こういう方に、特にオススメしたい
この映画は、いまいちリスニング力に自信を持てない方や、最近伸びを感じられずにスランプ気味になっている方に、特にオススメしたいです。
リスニングは、相手の話すスピードや使う言葉など、自分ではコントロールできないので、本当に難しいです。
英語の動画を字幕なしでみると、本当に理解できているのか自分ではわかりません。でも字幕があると、その訳と自分が思ったものが完全に一致しなくて「あぁ、やっぱり私は理解できていない」と落ち込んだりします(本当は完全に一致しなくても大筋が合っていればいいと思うのですが)。そういう沼から抜け出せなくて、また字幕をつけちゃう悪循環に陥ったりもします。
その沼から抜け出すには、思い切って聴きやすいコンテンツに触れることも大事だと思います。ですが、見つけるのは結構大変です。
「TOP GUN: Maverick」は、英語の聞き取りがしやすい、希少なコンテンツのひとつだと思います。さらに、ストーリーも楽しめて、ビジネスシーンで使えるフレーズがてんこ盛りです。ですので、この映画で自信を回復して、いつもの学習に戻るなり、次のステップに進むのはどうでしょうか?
ちなみに調子に乗りやすい私は、これですっかりやる気と自信を取り戻しました! 「TOP GUN: MAVERICK」が動画配信サービスで手軽に観られるようになったら、字幕を消して再チャレンジしようと思います。
映画館で見ると「聴き逃したら巻き戻せない」
映画館で映画を観るのは本当に久しぶりでした。というのも、フィリピン国内でロックダウンを経験した私は、Netflix や Amazon Prime Video といった動画配信サービスにとてもお世話になっていたからです。
最後に劇場で観たのが、セブで上映していた 「Frozen II(邦題:アナと雪の女王2)」で、約3年ぶりです。日本に帰国してからも映画館には足が向かず、日本の映画館を利用するのはなんと、6〜7年ぶりでした。大迫力の画面と音響はやっぱり最高でした! それから、 Netflix や Amazon Prime Video と違って、聞き逃したら巻き戻せない「この一回」を楽しむ感じもよかったです。より映画に集中していた感じがしました。気軽に利用できる動画配信サービスもいいですが、これからは映画館にも足を運ぶようにしようと思います。
日本語の字幕があるとどうしても目がいってしまいます。そして日本語を読むと、入ってくる英語の音声が3割くらい減る気がします。ですので、上映中はなるべく日本語字幕は見ないようにしよう! と心に決めていました。なのに、そこに日本語があるとつい読んじゃうんですよね。そんな本能(?)に逆らって英語の音を拾おうとしたため、英語音声を聴くだけの時に比べ、倍以上ぐったりしました。
専門用語や造語が頻繁に出てくる場合は、内容を理解するために日本語字幕が助けになります。でもそうでない場合は、できる限り字幕なしで視聴したほうがいいな……ということを、改めて感じました。やっぱり英語を英語のまま理解するのが大事だと思います。
ですが、日本の映画館で上映される場合は、日本語字幕が必ず付いています。なので、字幕なしで映画や海外ドラマを楽しむには、動画配信サービスの利用は最適だと思います。
それでも久しぶりの映画館は最高でした!
あともう一つ、日本とセブの映画の楽しみ方(?)の違いに改めて気付かされました。日本の映画館は、とにかく静かだったんです。「上映中なんだから当然でしょ?」と思われるかもしれません。でもセブだと、声を出して笑ったり、悲しんだりします。主人公が負けそうになると、大人も子供も全力で応援し始めます。「TOP GUN: MAVERICK」は、応援したくなるシーンがたくさんあったので、「セブで観てたら劇場内が大歓声だっただろうな」と思いました。
好みの視聴スタイルは人それぞれなので、静かに堪能したい方もいらっしゃると思います。でももしセブに滞在することがあれば、ぜひ現地の映画館で映画鑑賞してみてはいかがでしょうか? ローカルの人と一緒に声を上げながら、字幕なしの映画を楽しむのもいいですよ!
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