メンタル弱めな人こそ、頼る人を見つけておくと楽だよ、という話。
前回の記事で書いた通り、バリキャリの履歴書をひっさげながら弱めのメンタルで就活中です。
まだまだ、どこに入ろうか決める段階どころか、情報収集過多で迷子気味です。
色んな役割の"頼る人"
そんな中で、一つこれは良かったな、と改めて思っていることがあります。
それは、頼る人がわかっているということ。
私がこの過程を経るにあたって、がっつり頼っている人が5人います。(多いw)
1人目は、転機のたびにお世話になっているキャリアコンサルタントさん。
2人目は、人事畑のプロで大学の時からの親友。
3人目は、個人事業で仕事を一緒にしている友人。
4人目は、認知行動療法のカウンセラーさん。
そして5人目が夫です。
この数が重要、という話ではなく、それぞれにちょっと違った役割をしているので説明していきます。
1人目:客観的キャリアのプロ
1人目は、キャリアコンサルタントさん。
出会いはかれこれ6年前。
当時、キャリア10年を超え、3社目で異動を考えていた私はたまたま知人経由で知ったサービスでこの会社を見つけた。
ITバックグラウンドもある同性のキャリアコンサルタントさんは、自分の悩みをたくさん聞いてくれたあとに、友人たちからは出ない、第3者目線だからこその質問をたくさんしてくれて、それによって近視眼的に自分のキャリアを見ていた自分は、もう少し客観的な立場から自分の立ち位置だったり、キャリアだったりを描くことができた。
自分の傾向を素早く把握してくれて、その後の転職で迷った時なども、必ず、彼女の言葉・質問が自分を冷静にさせてくれて、自分の思考が整理してもらえるので、ここぞというときにきちんと立ち止まって考えることができ、結果前に進むことができていると思っている。
この人がいるのはマジで大きい。
2人目:人事と私のパーソナリティをめちゃくちゃわかってるプロ
2人目は、大学の時からの親友でかつ人事畑のプロの人。
彼女とは、遠く離れた場所にいようが、お互いの人生フェーズが変わっても、常に連絡を取り合っているくらい仲が良いのだが、彼女が人事なのがこういう時はマジで強いなと思う。
1人目の人は、キャリアのプロだけど人事のプロではない。
一方、この2人目は会社目線から、私のような人材に対する評価、気になるポイントなどのアドバイスを聞くことができる。
彼女は私と同じ業界も違う業界、日系、外資、ベンチャーから大企業まで経験しているので、幅広い視野からのアドバイスをくれてマジで助かっている。
3人目:個人事業で仕事を一緒にしている友人
3人目の友人の良いところは、「私の実務を知っている」ところだ。
彼女は人事畑じゃないけど、その職種ならではの目線を持ってきてくれるし、私の職務経歴書からではない「リアルな実績」を一次情報として、アドバイスをくれる。
自分の実務についての忌憚のないフィードバックももらえるというのも大きい。個人事業主は細かいフィードバックをもらえないことも多いので、転職時だけでなく、常に個人事業主ならこういうクライアントさん(or 一緒に仕事する人)を持っておくのはおすすめである。
4人目:認知行動療法のカウンセラーさん
4人目は認知行動療法のカウンセラーさん。
私はメンタルが強くないので、仕事だけでなくプライベートのことでも感情が揺れたりすることが多い。
特にコロナによる急激な変化でメンタルを崩しかけたときに、知人に教えてもらったサービスで認知行動療法のカウンセラーさんを使い始めた。
自分がどのような思考の癖を持っているかの把握、つまづく前の気づきとそこから冷静に整理する(出来事、感情、思考、行動に分ける)、などを手伝ってもらっている。
意志力や自分で回せる人は、本だけ読んでできるのかもしれないが、メンタルが豆腐になると考えることも停止しがち、だけど話すことは好きな私にとっては、こういうカウンセラーさんに話しながら整理するのがとても楽である。
ちなみにとはいえ、日常にぽつぽつ感情的になりすぎたりネガティブ思考になるタネは落ちているので、毎回使ってるとなかなかのお値段になることも多い、ということで、最近はChatGPTさんと壁打ちしながらやりつつ、こら一人ではだめだわ、というときに使わせていただいている。
5人目:夫
そして5人目は夫。
今回の転職に限らず、前の退職から妊娠・出産など、様々な転機で思うことは、パートナーに対する心理的安全性ってめちゃめちゃ大事だと思う。
付き合った理由も、彼に対しては私はとても自然体でいられて居心地が良かったからだ。その理由については、書こうとしたら長すぎたので、また別の時に書くことにする。
とにもかくにも、彼は今回の転職についても、相談したいときは聴いてくれるし、相談しない間は静観してくれている。そしてどの選択をとっても尊重する、と言ってくれてる(言っても色々2人で調整することはもちろんありますがね)。
基本的に、自分がやりたいと思うことを尊重してくれるパートナーがいるっていうのはそれだけで大きな支えなんだな、と今年は色んなタイミングで感じている。
最後がなんだかのろけみたいになったけど、どの人も少しずつ違った役割で支えてくれている。
自立とは"依存先を増やすこと"
脳性まひ障害を持ちながら小児科医をされている熊谷さんという方が「自立とは"依存先を増やすこと"」と話されていますが、メンタルがちょっと弱いわ、くらいの人にもこの意識はめちゃくちゃ大事だな、と思っています。
依存先、というと強い言葉に聞こえますが、頼れる人を複数持っておく、と思うとメンタル弱めでも進んでいけるな、と思います。
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