【踏んだり蹴ったりの時期が来たら】
お久しぶりです。今月は記事を投稿する暇も無く、何より、体調を2度も崩してしまいました。1度目は胃腸炎、2度目はインフルエンザでした…。ようやく体調も戻ってきたので、今月最後の投稿を。
今年は、本当に踏んだり蹴ったりな状況が続いています。連続で体調を崩したり、職場が自然災害で半壊しかけたり、はたまた家族間で揉め事が起こったり…それ以外にも、自分の不注意や、準備不足で起こした事件・事故・ミスが何度あったことか分かりません。
私自身がどうにかできたはずの問題と、そうではない問題が混在しているものの、それでも結局「自分の身に関わる問題」としては変わりないわけで。「いやぁ~、きついな今年」って思っています。
そんな踏んだり蹴ったりな状況下で生き延びるために、私が心がけていることがあります。それは「お部屋を綺麗に掃除する」ことです。「はぁ?」とお思いの方もいらっしゃると思いますが、続きを書かせてください 笑
私にとって、人生の危機に直面したのはこれが初めてではありません。大小様々ありますが、私の中で最も辛かった時期は大学1年生の秋のことでした。
私は大学生の頃、バスケ部に所属しておりました。1年生の頃は試合にはほとんど出られず、チームの雑用をしておりました。内容としては、ボールなどの荷物管理や、先週の試合のビデオの編集などを行い、試合に出ている先輩方が次週の試合で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、サポートに努めていました。特にこの仕事のピークとなるのが、9月上旬~10月中旬にかけて行われる「リーグ戦」という期間でした。毎週土日が試合で、大会に出かけては、次の日の平日からは授業に出て、練習をし、家に帰ってビデオ編集といった毎日を過ごしていました。
しかし、私は本当に要領が悪く、おまけに体力も無かったので、夜中、ビデオ編集をしている最中に寝てしまい、DVDの作成がミーティングまでに間に合わなかったり、人数分焼けなかったりしたこともしばしばありました。
当然、練習前に先輩方には怒られ、惨めな気持ちで練習に入り、なんとかメニューをこなしますが、身が入らず、やる気があるのかと再度怒られ、疲労がたまり…悪循環に陥っていきました。
そんな何もかも上手くいかなかった時期に、ふと気がついたことがありました。それは、「なんか自分の部屋が暗い」ということでした。始めは部屋の”明暗”というぼんやりとした感覚でしたが、冷静になって部屋を見渡すと気がつきました。それは「部屋が汚い」ということでした。
洗濯物を乾かし、取り込み終わったのにたたんでいなかったり、ペンや本などが散乱していたり、私はどちらかというと綺麗好きなのですが、明らかに部屋が散らかっているのです。そして、何より恐ろしかったのは、そのことに今まで「気が付けていなかった」ということでした。
よく、「服装の乱れは、心の乱れ」と言いますが、あっ、このことを言っているのか!と実感した瞬間でもありました。
私は、自分の作業がうまくいかないことで、周りを見渡す余裕も無くしていたんだなということに気が付きました。一般的に、人は散らかっている場所で作業をすると、視界に余計な情報が入り、作業効率が落ちると言われています。そりゃ、ビデオ編集も進まないわけです。
その出来事をきっかけに、私は部屋を綺麗に保つことを心掛けるようになりました。そして、もう一つ、私はその日の部屋の様子を見て、「自分の心に余裕があるのか無いのかを判断する」ようになりました。これ結構おススメです。
例えば、今、仕事の調子が良くても、部屋が汚いときは、細かい配慮ができていないので、どこかで抜け・漏れのミスをしたり、あるいは飛ばしすぎて急にエネルギー切れしたりということがあることが分かりました。逆に、今、仕事がうまくいっていなくても、綺麗に整った部屋に帰ってきたら、その日の疲れがスーッと抜けていきますし、新たな出会いや幸運に恵まれることがよくあります。そういえば昔、「トイレの神様」なんて曲も流行りましたね。掃除の力は侮れないのかもしれません。
さて、では、今の部屋を見渡してみますと…。
おっと、これは掃除をしなくては。
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