乃木坂46・井上和に嵐・松本潤のバブみを感じる
乃木坂46の井上和を見ていると、嵐の松本潤が浮かぶことがある。
容姿端麗、エリートコースの圧倒的センター。でも、この二人の良さはいわゆる「カッコ可愛さ」とは別にある気がする。
キリッとしているようで突っ込まれている姿が良い。
MJとしてバッチリ決めているのに、嵐メンバーに突っ込まれてはにかむ松潤。
パーフェクトなカッコ可愛い女帝のようで、真面目な中に抜けているところがある井上和。
二人とも「センターに相応しいちょっと格好いいこと」を言おうとして勇んでたまに滑る時もあるが、その健気さこそ魅力なのだ。
乃木坂の5期生メンバーはそんな彼女の「隙」を知っていて、愛のあるイジリをするからヲタは嬉しい。
そもそも二人とも、歌は上手いがそれ以上に声が甘くて愛嬌がある。
松潤の声は特徴的で少ししたったらずな高音。
井上和も歌唱力はあるのだが、初センター『おひとりさま天国』で魅せた「It’s the single life!」の破壊力たるや。
最近では『チートデイ』で「ごめんなさーい!」をかましてくれた。
そもそも「にゃんにゃんにゃぎ」なんて決めゼリフ、顔も声も相当可愛くなきゃ、出来ないぜ。
井上和は、男たちの母性本能?をくすぐるタイプなのだ。最近の井上和は、いろいろな場面でセンター的ポジションを任される。でも彼女はストイックに向き合うほど、人間味のあるアイドルになるときも増えて、そこが良い。
一生懸命で正統派。なのに、抜けてて可愛い。まさにYOASOBI『アイドル』の歌詞「抜けてるとこさえ彼女のエリア」である。
これはアイドルの王道ではないだろうか。いつも通りの真面目さで頑張れ、井上和。その方が可愛さも増すし、いつかその可愛さも自覚して飼いならす余裕を持ったらお節介ながら安心だ。
疲れたらゆっくり休みながら背負いすぎず、末長く活躍してくれたらヲタは嬉しい。
もし、それすらすべて計画通りだとしたら……ちょっと怖いっす。