ノエビア化粧品の毛鎗晶宏社長が、おしろい乳液にE型肝炎ウイルスを混入⇒たぬきが私に持って来た
ノエビア化粧品の毛鎗晶宏社長が、「豆乳イソフラボン」シリーズのおしろい乳液に、E型肝炎ウイルスを混入していた。
10月20日に水島協同病院に入院して、まる2日は絶食し、点滴を打ちながら寝ていた。その間、目玉がギョロギョロ動いて視線が定まらず、トイレまでは歩いて行けたが、頭がクラクラして真っ直ぐ歩けなかった。髪もとかさず、顔も洗わず、着替えをする余裕もなく、朝、看護師さんが持ってきてくれる熱いおしぼりで顔を拭いたきりで、何の手入れもしなかった。断崖絶壁からやっと救助された遭難者みたいな気分で、茫然としている内に時間があっという間に過ぎた。
21日にたぬきと連絡が取れ(なぜかスマホでSMSを送れなくなっていた)、22日に肌着を、23日に化粧品を買ってきてもらった。私が頼んだのは、「化粧水と乳液」だったのだが、たぬきが持ってきたのは、ノエビアの「豆乳イソフラボン」シリーズの、化粧水と「エイジングケアUV乳液」だった。基礎化粧品の乳液ではなく、薄づきのおしろい乳液で、日焼け止めも入っているから、病室でくつろぐには向かない。枕や布団にファンデーションが付いてしまう。
たぬきは、「あら!間違えた。最近はジェルしか売ってなくて、どんなに探してもこれしかなかった」と言った。たぬきだって化粧品は使うんだから、私が頼んだ乳液がどんなものだか知らなかった筈はないので。なんとなくモヤモヤした。
結局、そのおしろい乳液は開封もせず、退院まで棚にしまっていた。その翌日くらいに、たぬきがまたお見舞いに来て、同じシリーズの乳液と洗顔フォームを買ってきてくれた。「全然見つからんから、物凄く探した」と言われ、「そんなことあるのか?」と変な気がしたが、どれも安いのに使い心地が良く、気に入って使っていた。
退院時に、棚に置きっ放しにしていた未開封のおしろい乳液を見つけ、たぬきが使うかもしれないと思い、持ち帰ったのだが。
なんと、このおしろい乳液には、【E型肝炎ウイルス】が混入されていたのだという。ヒ素ほど危険ではないが、発症すると、何週間も猛烈な倦怠感に苛まれたり、運が悪ければ死ぬこともあるらしい。
口や粘膜から感染するウイルスらしいので、肌に塗っただけなら感染しないが、例えば寝る前の洗顔で目に入るとか、触った手指で食事をして感染する可能性はあるかもしれない。それに何より、看護師が私の不在時などに、その乳液を飲み物に混ぜる可能性もあった。
潜伏期間は6週間と長く、水島協同病院に入院している間に症状が出る可能性はなかった。あの時点では、次の予定は何も決まっていなかったが、榊原マンションに戻ってからであれ、羊と再会後に発症して、羊に染してしまうことになるのであれ、いずれにしても、私を不調と不安に陥れることを予期した嫌がらせだった。
たぬきは、このおしろい乳液に「E型肝炎ウイルス」が混入されていることを知っていたそうだ。
ノエビアの「豆乳イソフラボン おしろい乳液」にE型肝炎ウイルスを混入するよう、指示を出したのは、
■玉置妙憂(たまおき・みょうゆう)
看護師、僧侶。
「一般社団法人介護デザインラボ」代表。
高野山真言宗にて修行。
仏教徒も仲間にいるんだなあ。