たぬき、また私が寝ている間に、食糧袋の結び目にヒ素を塗る。おはよう逮捕祈願。

ここ数日は、たぬきから毒物を塗られないよう、食べ物や持ち物をゴミ袋にまとめている。

その袋の結び目と、部屋着のファスナーの金具の穴を、紐でしっかり結び、たぬきがどこかに持ち去り、毒物を塗る作業ができないようにしている。すると、荷物は持ち去られなくなったが、ゴミ袋にヒ素を塗られるようになった。

さっき、数時間して目が覚めたら(怖くて落ち着いて寝れない)、羊から「寝ている間にたぬきが枕元に来て、また結び目にヒ素を塗った」と教えてもらった。とりあえず、紐を部屋着から外して、手を洗いに行った。

袋は布団の傍に置いているので、布団の端にもヒ素が付いているかもしれない。その縁を寝ているたぬきの顔にのせて、「こっちの身にもなってみろ」と言ったら、払い除けながら「あんたが着るもんなくて寒いが〜」と、虫酸が走るような偽善的なことを言うので、「着るもんがない人間にどうしてこんなことするんな!」と叫んだ。たぬきは、「あんたに殺されそうで、もう私は恐ろしいから警察呼ぶわ」と被害者ぶりだした。いや、殺そうとしてるのはてめえだろ、何を言ってるんだ?

警察が来るのはこちらこそ願ってもないので、呼んでくれ、呼べやと言ったら、「恥になるから呼ばんわ」と言った。

お前より恥ずかしい母親はそうそういないから、さぞ世間から珍しがられるわ。本当に、何言ってんだコイツは?

毎日毎日、枕や毛布の襟元にヒ素を塗るので、寝る時に着るものはどんどんなくなっている。実際、今もヒ素が付いてるかもしれない掛け布団をかけている。

着替えだと言われて出してきた服には、内側にヒ素を塗られていたから、私は11月7日に退院した時から一度も着替えをしていない。(肌着だけは退院翌日に着替えた。「ヒトメタニューモウイルス」を仕込まれていたことを知らず、入浴してしまった。)

たぬきには良心はない。昨日、私が部屋を出て、すぐに戻った時に、さっきまで腐ったように横たわっていたたぬきが、目をキラキラさせて起き上がっているのを見た。毒を盛るチャンスが来たと思ったからだ。本当にゾッとする。

昨日はコンビニで歯ブラシと歯磨き粉を買って来て、久しぶりに歯磨きした。たぬきは、私がだいぶ前にたねきにヒ素を付けられた歯ブラシと歯磨き粉を使っていると勘違いしたらしく、嬉しそうに、チラっ、チラっとこっちを見ていた。「何が嬉しいんだこのババア」と殴りたくなった。

本当に気持ち悪いし怖いので、近くに寄らないで欲しい。しつっっっっこい!!!!!

今日は警察に連れて行かれることを願う。できればおはよう逮捕で。(今5:47。)