金木犀の香りにつつまれて(小説)
あらすじ
介護ボランティアをしている高校2年生の澪と介護疲れから家を飛び出し、そして亡くなった陽菜との交わりを描いた物語です。題名に使用している「金木犀」には隠世という「あの世」を表す花言葉もあるため、澪と陽菜を結ぶものとして使用しています。
澪はどこにでもいる普通の高校生で、学校では友人の詩織と吹奏楽部に所属しています。物語は高校生活の日常からスタートします。途中で陽菜に焦点を当て介護の実態に迫り、陽菜が亡くなるまでのことを描いています。
後半は介護放棄し後悔している陽菜の