記録ー241206
尹氏の非常戒厳令が宣布されてから三日が経ちました。12月3日の10時半頃、テレビやユーチューブなどでこのニュースを接した人たちは皆こう言い増した。「荒唐無稽」一体なんで?何かあったの?
非常戒厳は、戦争などの状況で既存の社会システムでは社会を維持するのが難しくなって一時的に軍隊が全面的な権限を持つようにすることです。メディアや出版も制限され、一般の人たちの自由がかなり制限されます。でもその日、特別な安保を害する事件は何もない、ごく普通な一日でした。北朝鮮やほかの国が挑発した訳でもなく、敵国と内通していた人が犯罪を犯したとかでもなく、本当に何もなかった。でも尹氏はスパイによる深刻な被害で国が危ないと言っていた。
尹氏がスパイだと、敵だと言っていたのは「国会」です。尹氏は数々の失政で支持率がぐんと落ち、この前の議員総選挙で野党に負けました。野党の議員が多数の国会は尹氏を強く圧迫し、それが気に入らなかったのでしょう。それだけです。
それで、尹氏は議事堂に特殊部隊を送り、議事堂に議員たちが入らないように包囲しつつ、野党の代表などを逮捕するように命令を下しました。部隊が配置された中、議員らは塞がれた正門じゃなく塀を超えて議事堂に侵入、補佐官たちは議事堂本館に軍隊が侵入できないように体当たりで防御しました。多くの補佐官と議員たちが怪我し、足を怪我して引きずる議員もいました。
190人の議員が戒厳令宣布後の2時間以内に議事堂に集まり、軍隊と市民たち、議員側がぶつかり、結局議員たちによって戒厳令が無効化される過程を多くの韓国人がテレビやユーチューブ配信んを通して生中継で見ました。とりあえず一息ついた瞬間です。
でもそれから三日がすぎた今まで、尹氏は自分の異常な非常戒厳令について一言も謝罪してなく、自分がこれからどうしたいのかの発表もせず、弾劾案件投票が迫っているなか、与党の議員たちは応じない状況です。韓国人たちは正気じゃない大統領がまた非常戒厳令を宣布し、自分たちに銃口を向けるのではないかと心配しています。新しいニュースが耐えなく流れ、新しい衝撃的な事実が露わになり、この混沌と恐怖の状況がいつ終わるか分からない状況です。
韓国は1980年、非常戒厳令による軍からの攻撃で国民が600人ほど死亡した大参事がありました。それは社会全体が持っているトラウマであり、二度とそういうことが起きないように祈っていた人たちも多いです。今年、ノベル文学賞を受賞した作家、ハン・ガンさんの作品で当時の惨事が痛々しいほど残されています。
私も同じような恐怖を持っています。でも、それと同時に、こういう代表を選んだ社会への失望、それでも連帯できる人たちへの期待など、いろんな感情が目まぐるしく渦巻いています。私は、音楽、ゲームが好きな、ただのオタクです。この空間ではずっと音楽に対する話をしてきました。でも、文化も経済も、平和な日常が続いていく中で花を咲かせるものです。それで、私は自分なりの方法で、今回の韓国の状況について記録してみることにしました。単純でバカみたいに見える事件ですが、実はかなり複雑で恐ろしい事件です。いくつかのテキストで、韓国の今を伝えていきたいと思います。
尹氏の戒厳令談話全文
尊敬する国民の皆様、私は大統領として血を吐く気持ちで国民の皆様に訴えます。
この政府発足後国会は22件の政府官僚弾劾訴追を発議しており、6月の第22代国会発足後も10人目の弾劾を進めています。
これは世界のどの国にも例がないだけでなく、韓国の建国以後に全く類例がなかった状況です。
判事を脅かし、多数の検事を弾劾するなど、司法業務を麻痺させ、行政安全部長官の弾劾、放通委員長の弾劾、監査院長の弾劾、国防長官の弾劾の試みなどで、行政府まで麻痺させています。
国家予算処理も国家本質機能と麻薬犯罪取り締まり、民生治安維持のためのすべての主要予算を全額削減し、国家本質機能を毀損し、大韓民国を麻薬だらけで、民生治安恐を慌状態にしました。
民主党は来年度予算で災害対策予備費1兆ウォン、子供ケア支援手当て384億ウォン、青年働き口、深海ガス田開発事業など4兆1千億ウォンを削減しました。
さらに軍の初級幹部の給料と手当ての引き上げ、当直勤務費の引き上げなど軍幹部の処遇改善費さえブレーキをかけました。
このような予算の暴挙は、一言で言って大韓民国の国家財政を翻弄するものです。
予算までもひたすら政争の手段として利用するこのような民主党の立法独裁は、予算弾劾までも躊躇しませんでした。
国政は麻痺し、国民のため息は増えています。
これは自由大韓民国の憲政秩序を踏みにじり、憲法と法によって建てられた正当な国家機関を撹乱させることで、内乱を企てる明白な反国家行為です。
国民の暮らしは眼中にもなく、ひたすら弾劾や特検、野党代表の防弾で国政が麻痺状態にあります。
今、私たちの国会は犯罪者集団の巣窟となり、立法独裁を通じて国家の司法·行政システムを麻痺させ、自由民主主義体制の転覆を企てています。
自由民主主義の基盤となるべき国会が、自由民主主義体制を崩壊させる怪物になったのです。
今、大韓民国は崩壊してもおかしくないほどの風前の灯火の運命に置かれています。
親愛なる国民の皆様、
私は北朝鮮共産勢力の脅威から自由大韓民国を守護し、韓国国民の自由と幸福を略奪している破廉恥な従北反国家勢力を一挙に撲滅し、自由憲政秩序を守るために非常戒厳を宣布します。
私はこの非常戒厳を通じて、亡国の奈落に落ちている自由大韓民国を再建し、守り抜きます。
そのために、私は今まで敗悪を働いた万国の元凶反国家勢力を必ず撲滅します。 これは体制転覆を狙う反国家勢力の駿東から国民の自由と安全、そして国家持続可能性を保障し、未来世代にまともな国を譲るための避けられない措置です。
私はできるだけ早い時間内に反国家勢力を撲滅し、国家を正常化させます。
戒厳令の宣布により、自由大韓民国憲法の価値を信じて従ってくださった善良な国民に多少の不便があります馬は、このような不便を最小限に抑えることに力を注ぐでしょう。
このような措置は、自由大韓民国の永続性のためにやむを得ず行うものであり、大韓民国が国際社会で責任と貢献を果たすという対外政策基調には何の変わりもありません。
大統領として国民の皆様に心よりお願い申し上げます。
私はひたすら国民の皆様だけを信じて、身命を捧げて自由大韓民国を守り抜きます。 私を信じてください。
ありがとうございます。