Weekly Kpop (240527-240602)
1> 박재범 (Jay Park) - ‘Taxi Blurr (Feat. NATTY of KISS OF LIFE)’
アイドルはどういう風に進化するのか。その一つの解答であるJay Parkの新曲です。彼の歩み(ソロアーティストとしての彼が成してきたことは今後、どこかで話したいですね)自体ももちろんですが、音楽だけを見ても面白いです。JYPの男子アイドルグループから独立し、やりたかったヒップホップ、R&Bでも幅広いリスナーから支持を得て、もう今は熟したブラックミュージックミュージシャンになりました。それにしても、いつもどこかに「キャッチさ」を盛り込むのは彼だけの特殊スキーるだと言っても良いでしょう。フィーチャリングアーティストとしてNATTYさんを招いたのも、彼が何を重要だと思っているのかが垣間見えるとこだと、個人的には思います。
2> ZICO - SPOT! (feat. JENNIE)
ZICOは元々ヒップホップ音楽がやりたかったが、アイドルグループとしてデビュし、でもその後にまたソローアーティストとしての大きな足跡を残したミュージシャンだと言えるんでしょうね。Jay Parkが韓国のヒップホップの一番重要な人物になったといえば、ZICOは中心にいるよりかは中心のすぐ横で、自分の音楽的な才能を発揮するのに全力を尽くすというイメージがあります。色々似たところもある二人ですが、その二人の音楽的な面だけを比較してみるのも面白いかもしれないですね。
JENNIEの存在感も見どころです。気を張る歌い方じゃないけど、「気を張る必要はない」と言わんばかりの自信満々さが感じられるのが素敵ですね。
3> QWER - 고민중독(悩み中毒)
私は韓国の音楽シーンで女性バンドがここまで売れたことを見たことが無いんですよね。だから、このバンドがここまで広がるのは驚きでした。「まぁ、曲が良いから当たり前じゃん」といえばそうかもしれないけど、いやぁ、それだけで済ませるのは最近の韓国コンテンツ事情を見なさすぎな気がするんですよね。
その背景には、この数年間、日本のコンテンツが韓国で売れてきた(君の名はを含めたアニメ、YOASOBIなどのJpopの人気がすごく大きくなったのです)事実を無視できないと、個人的んはそう思っています。日本でKpopの音楽に影響を受けてるみたいに、韓国でも影響を受けている。その表しだと思っています。
個人的には色々話したいことが多いバンドでもあるので、またいつか語りましょう。