シャニマスのアイドルに怪文書を送ろう
アローラ!ベゴニアです。み〜ん〜な!シャニマス(←ナニコレ)
早速なんだけどみんなぼくね!
……………だよ!!
ってんだよ!!!、
怪文書が溜まってんだよ!!!
浅倉透のせいで怪文書が作られてんだよ!
バッハ聴いてても!そのフーガにあの女を見るんだよ!!
見えるか?!あの星が!!!れ!!!!あ?見えてんのかって!あの星の色!!!まるで浅倉透だなってんだよ!!ばーか!
それはそうとみんな浅倉透を語る時-彼女の感情を推察する時-哲学的過ぎると思う。語る言葉すべて借り物で、なにかの真似事。そんなんで浅倉透を知れるのか?ニーチェが言った通り、世界を見るのに(真理)4つの壁に囲まれて良いの?え?おい。これもまた借り物の言葉か…ははっ。オスカーワイルドの言葉を思い出したよ。これまた借り物さ。透はさ、しぜんを生きてんの、だからさ、おれたちもしぜんでいるべき。
みたいな感じで言葉が溢れる訳なんですけども、
そろそろよキモい文書送りたいんだよな。
だってよ"実在"してんだわアイツら!黙れ。畜生。
俺は送るんだよキモい文書。詩にしてな?わかるか?つまり俺はキモい奴ってこと!!れ!
ってな訳でこの記事の説明に入るぜ。パンフレットを読み終わったところだお前らはな、ここからは上映開始さ。え?パンフレットは後から派?
うるさい。
浅倉透にキモい文書を送る
お前たちはシャニP。プロデューサーがよファンメッセージを一回も目を通さないか?この現代でよ?(つまりここは公的領域(つまりお前たちは俺の私的領域で作ったマスターベーションを観察する犠牲者))
俺は地方在住の大学生(それ以外の情報はいらない。なぜならシャニPはそれ以外手に入らない)
俺は浅倉透を画面上でしか知らない。
説明は以上だ。各々ロールプレイもあるだろうけど、今回は簡単に導入文を書くぜ
お前ら:「……………………」綺麗に飾られた封が切られてない手紙の山の上、飾り気がない一通の封筒。その厚さは送り主の気持ちを反映するかの様
お前ら:「…………………」封を切る。もしもがあってはいけない。そんな気持ちで。
お前ら:「…………………」便箋の丁寧に引かれた横線が見えないかの様に文字が踊っている。大きさは不揃いの文字。お前らはそれを読み始める。
こんにちは。浅倉透さん。僕は●●●●です。
つまるところ、僕は君が好きです。だから詩を書きます。良かったら読んでください。君を思った言葉たちです。死んでいる文字から僕を感じて欲しい。
お前ら:「…」1枚目は簡単な紹介から始まった。めくると、1枚目と違いノートから千切ったページに文字が書かれていた。それはこんなものだった
ナイトクラブ
廃ビルの3階と4階の間
砂の上ではないから、虫はそのまま
そこにあるという
都会化された人々の踊り場が
失ったものと得たものを
数えている人々が集まっているらしい
流れる音楽は砂漠のアイスクリーム
灰色の人々が踊っている
千年前の輪舞を再開している
星を砕いた蒔いたこの街で
そんなビルの近くで出会った
薄い色の少女
お前ら:「………………………」捲る。同じノート。
海
飛行機の座席で
隣り合った日焼けした男
海の話をした
故郷の話をした
二人とも笑い合った
男はこめかみを人差し指でかいた
そうして語り始めた
雨の日の自販機のように
私にはいるのです
好きな人が、海のそばに
還ったとき、その人にさえ、話せれたと。
男は静かに、酒を傾けた
窓の向こうに海が見える
窓の向こうに海が見えた
お前ら:「……………」ビニールで包装された新発売のペットボトル飲料を飲む。味は紅茶。ダージリン。捲る
贖い
いらないよ、それも
あめのひのあおいひかりがとけいる
あおいくうかんにおかれた
おかれたもの
タイヤが雨を飛び散らかす
雨に溶けた香りが僕に付いた
このコート高いのに、しってる?
水に放射能が溜まること
あめにたまる。うみにたまっている。
このものにもたまっている
あおいくうかんのまんなかにある
贖い。
お前ら:「…………」読んでいた束を元の封筒に入れる。そうして引き出しに入れた。メールの確認をしないと。そう呟いた。
忘れんな、おれはまだまだあるからな。怪文書がよ