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支付宝のミニアプリ“蚂蚁庄园”

 中国の決済アプリの一つ支付宝(もう一つはWeChatPay)ではいろいろなミニアプリが使えるのだが、その中に”蚂蚁庄园”(Ant Farm)というアプリがある。
 ニワトリのキャラクターにご飯をあげてたまごを生んでもらい、それを様々な活動に寄付する、という内容で、ニワトリが可愛いので上海に来てからずっと使っているので、簡単に御紹介。

画面。4時間おきにご飯をあげないといけない。
夜(20時~6時)は寝かせることができる。
支付宝で友達になっている人と交流ができ、お互いにご飯を融通し合ったりできる。
また、ご飯がなくなってしばらくすると友達のところに盗み食いに行ったりもする。
ご飯は、ログインボーナス的に毎日もらえる分に加えて、クイズに答えたり、動画を見たり、雑貨の販売ページを見たり、任意の金額を寄付したり、他のアプリを開いたりするともらえる。
寄付する先は複数から選択できる。病気の人の為のプログラムや、貧困の人のためのプログラム、農村での子どもたちの教育のためのプログラムなどがある。
寄付すると、空間的にどこに寄付されたのかがわかるようになっている。
アプリ内では、ニワトリが料理をするコンテンツもあり、ここで作った料理をニワトリが食べることで、たまごの生産が少し早くなる=寄付する機会が増える
ニワトリの服は自由に選べるようになっている。いまのは春节仕様
成長が確認できるニワトリ日記。割と最近追加されたコンテンツ。
体重が日に日に増えていっているのが楽しい。
淘宝ではこのニワトリの面倒を見るというサービスが販売されていた。
ちなみに別のミニアプリで“支付宝・芭芭农场”というのがあって、蚂蚁庄园と連携している。
こっちは木を育てるゲームで、庄园で生産された堆肥を使うこともできる。
木を一定の大きさに育てると、果物が実際にもらえる(厳密には0.01元≒0.2円で購入)。
このゲームは農村の収入を増やすという目的で作られていて、指定された農作物をアプリ上で実際に購入することで、ゲーム内の肥料をもらうことができる。
淘宝にも同じコンテンツがあって、木の成長が支付宝連動しているので、どっちで肥料をあげても育つ。


ちなみにニワトリのフィギュアが販売されているが、いまいち可愛くないせいか、多分そんなに売れていない。売れていたら第二弾、第三段と続いているはず。出来が良ければほしいところ。

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