海外赴任帯同生活後の就職活動③:利用したサービス
こんにちは。今回は就職活動で利用したサービス等について書いていきたいと思います。
基本情報
就職活動で利用したサービス
・転職エージェント 二社
就職先の条件等
・業界 とくになし
・業種 事務職
・希望年収 同年代の平均年収より少し下くらい
作成した書類
・履歴書
・職務経歴書
・志望動機書
以下で詳しく書いていきます。
転職エージェント
転職エージェントはどこを選ぶのか
これについてはあまり考えずに利用の登録をしました。二社の内一社は管理部門や士業が専門で、もう一社はよくCMを目にする超大手のエージェントです。手に職があればその職種に特化したエージェントがいろいろあるようなので、それを利用するのも手だと思いますが、私は一般的な職種だったので前述の二社を選びました。
エージェントサービスの違い
最初に登録した会社(A社)でのフローは以下の通りでした。
利用登録(希望条件等の入力+履歴書・職務経歴書提出)
↓
キャリアカウンセリング
↓
勧められた求人情報から気になるものに応募
第一回で少し書きましたが、最初にキャリアカウンセリングに申し込んだ際に、一時間程度と聞いていたのですが、申込みの日時がすでに埋まっていると言われ、電話での十五分ほどのカウンセリングを受ける事になりました。
たぶん本当に埋まっていて、早めに対応するために電話カウンセリングになったのだと思うのですが、ちょっとだけ疑心暗鬼になりました(転職エージェントは基本的に求職者は無料で利用できますが(一部有料のところもあります)、求人を出す企業はサービスを利用して採用した場合に理論年収に応じた報酬をエージェントに支払うため、年収が高くなさそうだから雑に対応されたのでは……? と、ちらっと思いました)。
カウンセリングの内容は、主に職務経歴書の内容の確認と、希望条件等の確認でした。
次に登録した会社(B社)も基本的な流れは同じでした。ただ、オンラインカウンセリングは一時間で、利用登録時に提出したのは「職務経歴書」のみ。履歴書に記載するような事項はサイト上で入力しました。
カウンセリングでは経歴の確認や希望条件の確認の他に、入力した履歴書の記載事項の書き方と、職務経歴書のフォーマットについて修正したほうがいい旨の指摘がありました。言われて参考にするように提示されたウェブサイトを見てみると、確かに私が独自で作成したフォーマットに比べて洗練されており、加えて、ウェブサイトで登録した内容だから記載していなかったスキルや資格についても記載するようになっていたので、これに従って作成しました。このあとから書類選考に通るようになったので、かなり大事だなと思いました。
ちなみにそのページは以下です。
https://doda.jp/guide/syokureki/
比較してみると、B社の方が最初のフォローが丁寧だった印象です。模擬面接をしてほしい場合や書類の添削をしてほしい場合には言ってくださいとも言われました(模擬面接はお願いしませんでしたが、志望動機書は添削してもらいました)。また、担当者とラインでやり取りができるのも便利でした。
あと、両社とも専用のアプリがあるのですが、B社の方が使い勝手がよかったです。面接等のスケジュールもアプリ上で確認できるし、応募件数の管理も行えました。A社のアプリは私が行った応募辞退と、書類選考落選が「選考終了」のようなまとめ方になるので、応募中の案件以外、自分が何件応募したのかがわからなかったりと、ちょっと「???」な感じでした。
紹介される案件については、どちらかというとA社の方が私の条件にピッタリのものが多かった気がします。B社の方は紹介数が多く、その分、ときどき「なぜこれが?」というものがありました。
担当者については、A社は専任の担当者というより、各企業担当者とのやり取りが中心で、●●社の面接に進んだ場合には●●社の担当者、■■社の面接に進んだ場合には■■社の担当者とのやり取りになりました。他方、B社は最初にカウンセリングをしてくれた担当者が窓口になってくれていました。複数社を受ける場合はB社の方法の方が楽ですが、応募している企業に関する問い合わせ等については社内の企業担当者に確認をとる手間があるため、B社の方がレスポンスがやや遅い印象でした(当日中には回答をもらえていましたが)。
面接に関しては両社あまり違いがなく、面接前に時間と場所(方法)と、面接官についての連絡がメールで届いて、面接終了後には電話でフォローをしてもらいました。電話の内容は、面接の感想や現時点での志望度、企業に確認してほしいことがあればその内容等です。
面接の事前情報について一つ気になったのは、面接官についての情報があまり当てにならないということです。ある会社の面接では面接官2名とメールに記載があったのに、実際に行ってみたら5名が入って来られて結構焦りました。あと、人事担当としか書かれていない場合、たいてい他にも参加者がいました。一社だけ本当に人事の方一名という面接もありました。なので、あくまで参考程度、たぶん書かれているより面接官は多いと思っていたほうがいいと思います。
何回も転職を経験していてエージェントサービスを利用している方はともかく、あまり利用経験がない方は、スケジュール管理が多少複雑になりますが、何社か利用したほうがいい気がします。それぞれ強みや弱み、特徴があるし、他社も利用していますと伝えることが少しプラスに働くかもしれません。
転職先の条件
事務職なので特に絞りませんでした。とは言え、例えば経理でも製造業、サービス業、IT業界など業界ごとにそれぞれ結構変わってくるので、自分の中でざっくりとした優先度はもっていました。経験したことのある業界を少し優先するくらいで、実際にはかなり幅広く応募しています。エネルギー、医療、金融、製造、IT等々。
希望年収については前職ではまあまあもらっていたのですが、ブランクもあるしそれよりは低めに設定しました。どちらかというと、やった分だけ上げてもらえるのであれば最初は低くてもいいかなと思っていました。この辺は家族との相談とか、将来のプランとか家のローンとかいろいろあるところですが。
ただ、結局給与は期待する役割に対する評価だと思うので、ブランクがあるとかあまり気にせずに自分のできることに対して正当だと思う額を設定したほうがいいと思いました。内定が出たあとに、本当にこれでいいのか? と悩むことになったりします(私は悩みました)。
作成した書類
履歴書
これについてはあんまり悩むことはなかったです。学歴は高校から書いてくださいと言われたくらい。あと、資格は全部書くのか必要なものだけ書くのか悩みましたが、ビジネス系であれば一応書いておくことにしました。
職務経歴書
これは結構テクニックが必要だと感じました。先述の通りエージェントに教えてもらったのを参考にしてから書類選考を通るようになったので、かなり大事です。
あと、これを作成することで、これまでの経歴の棚卸しをすることができます。そう言えばこんなのもやっていたなぁ、とか。以前の転職のときの経験も踏まえてですが、自分でそれほど大事じゃないと思っていることが、意外と先方に気にされたりします。以前転職したときは、たまたま学生時代にとっていた簿記3級がきっかけで採用されましたし、今回も部署内でツールの導入を検討をしたことについて何社かで質問されました。
地味に大事だと思ったのが、受験しようとしている資格等があれば、何をいつ受験する予定、というのを書いておくことです。職務経歴書の作成時点では試験前の資格があったのですが、それについて「受験予定」と書いたところ、だいたい半分くらいの確率で「どうして受けたの?」「結果はどうだった?」と聞かれました。
志望動機書
一番志望度の高い企業の最終面接に際して、B社の担当者から提出を提案されました。面接前、もしくは面接後に渡すといいと言われたので作成しました。内容は志望動機を文字にしたものです。結果として、面接で文面と同じ内容を口頭で話したので、提出は見送りました。あと、個人的にあまり意味があるとも思えなかったというのもあります。結構出す人いるのでしょうか?
次回は求人への応募について書きたいと思います。
前回まではこちら