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偏差値50以下高校の現実と処方箋     ~このゾーンの高校に通っている人は必ず読んで!。人生を変えられます~

 普段は、こちらに教育などにまつわるラジオ風動画をあげています。
ただ、なかなか全体的な話も多くしているので、今回は少し限定した
方に見ていただきたい
と思い記事にしました。
 私自身も長らく学習塾業界におり、できる生徒さん、できない生徒さん
色々みてきました。そんな中でやはり、高校の段階で偏差値50前後
生徒さんがボリュームゾーンであったりもします。
その後、この生徒さん達の苦悩や相談も多く聞いています。
2年ほど前に、そんな生徒さんや保護者向けに本を出版しました。

書店は大きなところでないと置かれていませんが、アマゾンなどでも
売っていますので、ご興味ある方は手に取っていただくと幸いです。


18歳の分岐点を知る


 お子さんにとっては、この「18歳の進路」の重要性を理解していない方が
非常に多くいます。保護者においても意識が薄い方がいます。勿論、ここが
全てではないですが、人生においてここの進路のとり方で大きくその後の
人生が変わっていきます
。人によっては、人生の8割は20代前半で決まる
という人もいます。その1段階目の18歳が非常に重要です。
 何か技術者やプロの道を目指すような方は良いですが、多くはこの時点で
将来像が描けていない事は大半です。
 そして、偏差値50というのは真ん中あたりの学力層です。
若干、地方部などで高校の偏差値が都心部と開きがある場合もありますが、
一旦都心部での状況で話をします。
 一般的には、半分はこのゾーンの生徒さんという事になるでしょう。
ややもすると、真ん中だからという事で保護者も安心をされる方もいるのではないでしょうか。
 しかしながら、この後の高校生活で非常に社会に出た時にビハインドになる状況で卒業をしていく子を多くみています。
 その1つの要素として、学校の進路対応もあまり熱心でないことも非常に多くあります。周辺の友人などもあまり危機感がなく、どちらかといえば流されてしまう事も多くあります。そして、18歳の進路選択の時期に間違いなく良い進路を選択できず、その後苦労している生徒さんも多くみています。
 そして、今回非常にお子さんのモチベーションや影響を与える効果的な本を紹介させていただきました。(私の書籍ではないです)これで、影響され勉強するようになったり、しっかりした社会人になろとした、お子さんも非常に多くいます。少々内容的には、絶対に教育現場などで紹介をされるような本でもありません。ただ、通り一遍の話をする位なら余程効果的にも私は思います。そして、厳しい現実も書かれています。
 また、うちの息子も正直偏差値50以下の公立高校に進学しその後迷走した時期もありました。そんな、経験をもとに参考にしていただければとも思い書きました。そして、息子自身も少々這い上がるのに、時間も要しました
 一見、普通レベル学校に通い普通に部活などもしながら過ごした高校生活。よくいる高校生の1人だったと思います。そこから、一気に厳しい現実が次々と押し寄せてきました。気づいて動けただけまだ何とかなった部分は
あります。正直、ここを見誤るとなかなか復活が難しくなるのも、現在の日本社会の厳しさでもあります。この国は、一見平等にみえるようなところも
ありますが、内実シビアな部分があります。そのレールをはみ出すと這い上がる事が非常に難しい現実があります。現在、普通が難しと言われる世の中です。言い方は良くないですが、底辺人生に落ちないためにも是非、お子さんにも読んで欲しいと思います。
 また、少し耳の痛いような現状の話もさせていただきますが、ご了承ください。

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