2023年9月10日 ミッキー絵本探究ゼミ第4期が始まった。 第3期の振り返りが途中だが、記憶の薄れないうちに第4期初回の振り返りを記す。 1,好きな翻訳絵本のこと 初回の持ち寄りお題は「自分のお気に入りの翻訳絵本」。 我が子の小さい頃家庭で楽しんだ絵本は、思い出も思い入れもたっぷりだ。 改めて「翻訳絵本」に絞って棚を眺めて探してみると、国内絵本とは異なり、ロングセラー絵本を楽しんできたことに気づいた。 『こねこのぴっち』(ハンス・フィッシャー/文・絵 石井桃子/訳 岩波書
5月28日にオンライン開催されたミッキー絵本探求講座(絵本探求ゼミ)第3期の2回目講義もあいにくアーカイブ視聴となった。 出席した受講生がそれぞれ持ち寄ったコールデコット賞の受賞作を年代順にミッキー先生が解説。要所要所、押さえなければならない歴史的できごと、時代背景も交えての解説でアメリカ絵本の大きな流れが感じられた。 そもそも1938年から始まったコールデコット賞とは? 1,コールデコット賞を知ることで何が学べるのか1,コールデコット賞とは? 第一回講義での解説で最も驚
ミッキーの絵本探求ゼミに復帰2022年4月~8月の第1期を終えて、沢山の学びを得た絵本探求ゼミ(講師:竹内美紀先生 東洋大学文学部国際文化コミュニケーション学科 准教授)を半年間お休みし、先月第3期に復学した。 noteには上げなかったが、第1期のフィナーレを飾る「層雲峡リアルゼミ合宿」は今思い出しても心躍る時間たちだ。 第1期での個人的な学びの成果は、なんと言ってもポストモダンの海外注目作品に出合い、新たな視点でじっくり味わったこと。 「技法」に注目して、チームの複数人で
オンライン受講している「絵本探求ゼミ」の第3回では、絵本に使われる技法についての学びを元に受講生が絵本を持ち寄った。 グループワークの後、シェアタイムで紹介した『おーい、こちら灯台』(評論社)は、ミッキー講師(東洋大学文学部国際コミュニケーション学科准教授 竹内美紀先生)の解説のもと、詳しく検証する場をもつことができた。 絵本『おーい、こちら灯台』 当日の検証や意見交換などをふまえ、改めて「技法のデパート」のような作品を読み直し、まとめた。 近隣図書館には原書絵本の蔵書
6/26、第3回絵本探求ゼミ(オンライン開催)を受講した。 第2回で学んだ、「技法」が見られる絵本を持ち寄る課題が出ていたので、我ら「ピース5」の5人は、グループでプレ勉強会を実施し(6/23)、あれやこれやと紹介し合った。 出るわ出るわ20冊以上! 技法という新たな視点で絵本を見直す楽しさよ。 絵本の技法に関わる専門用語に注目 ①判型 format ・本の大きさ、形状 縦長版portrait/横長版landscape/正方形 他 ②タイポグラフィー typograph
5/22、楽しみにしていた絵本探求ゼミ第2回をzoomで受講した。 今回は、第1回で学んだ「絵本における言葉と視覚の相互作用」について考察を深めるため、各自が「絵と言葉の関係を考える絵本」を持ち寄る課題が出ていた。 また、その絵本が、参考図書『絵本の力学』の中で著者の試みた分類である、以下4つのタイプのどれに該当するかも問われていた。 (はじめに P12 ) 〈ことばと絵の相互関係による分類〉 第1回は録画聴講であったので、参考図書を入手し分類について読んだところ、著者
去る4/24、オンラインでの新しい学びがスタートした。 東洋大学文学部国際コミュニケーション学科准教授 竹内美紀先生による大人向けの絵本ゼミが開講し、一期生に応募したのだ。 zoomを使った双方向の講座なので、予め課題もでるし、途中で少人数のグループセッションも入る、まさに、ゼミナール形式だ。 受講生は予め5,6名のチームに分けられ、8月までの学びを支え合い、それぞれの目標に向かって進んでいく。 チームのメッセンジャーグループチャットでは、アイコンを決めるところからメンバー