ソープ嬢 気遣いあってこその関係
「ソープ嬢 気遣いあってこその関係」
私は自分でひとつ、決めて守っていることがある。それは、
仕事の愚痴や話を彼の前でしない
ということだ。
女性はお喋りが大好きだし、この仕事のことを話せるのが唯一パートナーだけという人もいるかもしれない。
私の彼は元お客様で今はお店で会うことはない。当然現役で私がソープ嬢を続行していることを彼もわかっている。
だからこそ
心身が疲れ果てしんどくなる時があっても
私は彼に一切仕事の話はしない。
泣き言も言わない。
でも彼は直接会っていない時でも私の様子を察する能力が桁外れに優れている。
「身体大丈夫か?きつくないか?」
「自分とデートする時に必ずセッ○スしなきゃと気を遣わなくていいんだからな」
私を責めたり無理難題を押し付けてくることなく
いつも思いやりのある優しさに感謝しかない。
彼に仕事の話をしないということが
私にできるせめてもの気遣いなのかもしれない。
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