よちよちある記#601『この〜木何の木 氣になる木〜♪』
先日の現場近く大きな公園へ
最寄りのコンビニよりも近くて
トイレを借りに行く
現場は日陰で風も吹き
寒くて寒くて
上着を重ね着して
ネックウォーマーもして
それでも身体が冷える
トイレに行こうとクルマのもとへ
そこはもう日差しもバッチリな
ぽかぽかの日向
まるで別世界のような暖かさ
上着を脱ぎ
ネックウォーマーも外して
この寒暖差が堪えるわ…
氣持ちのいい青空のもと
公園ではゲートボールを楽しむ
ご年配の方々のにぎやかな声
向こうの方では
お散歩に来たと思われる
カラー帽子をかぶって整列して
先生のお話を聞いてる幼稚園児たち
ジョギング?してる人や
主婦と思しき女性陣の井戸端会議
こんな何氣ない日常の景色が
とてもとてもありがたく感じて
自然と頬が緩む
見上げたお空の向こうの方に
やたらと赤々と自己主張してる子がいる
何の木だろうな?
紅葉してるのかな?
興味津々で近づいていく
真下まで来て見てみると
葉っぱの紅葉ではなくて
小さな赤い実をたーっくさん付けて
全体が赤く染まってる
見たことねーな
何だこりゃ??
葉っぱはハゼとかウルシとかの感じに似て
シュッと細長く尖った羽状複葉
はて 何の木だろう??
見上げててもまったく分からず
視線を落とすと幹の向こう側に
プレートが立ってる
さすが公共の大きな公園
こういうところにも
しっかりと氣配りしてくれてる
『カイノキ』
◯◯さんが寄贈
との文字が添えられ教えてくれてる
名前がわかり早速調べ物
カイノキ(楷樹、楷の木)
ウルシ科カイノキ属の落葉高木
孔子廟に植えられていたことから
「孔子の木」(クシノキ)とか
あるいは「学問の木」とも
直角に枝分かれすることから
楷書にちなんで名付けられたらしい
へぇ〜スゴいな
自分が知らなかっただけで
孔子さんやら楷書やら
こんなにも身近なキーワードと
紐づいてるなんて
コウシノキではなくて
クシノキって読むのも勉強勉強
さらには
ピスタチオとお仲間らしいよ
カシューナッツやマンゴーも
ウルシ科の植物だってさ
ひとつ調べるとひとつ賢くなる
それまでの自分の知識に接続されて
肉づけされ強化されていく
未知が既知に
塊魂のように
あぁ〜しあわせだなぁ
なんて心地いいんだろ
お日さまを浴びて氣持ちいい
人々がにぎやかに集まってる
楽しそうな笑い声
しあわせとは成るものでなく
しあわせとは氣づくものだ
こーゆーことなのかもなぁ
なんて思えた
とある秋の一日のできごと
今日もいい1日✨
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