よちよちある記#666『プレゼント』
お花屋さんでお買い物
あの人に贈るプレゼント
どんなお花がいいだろうか?
花束やブーケにしてもらう
こともできるけど
今回は切り花になってしまうより
鉢のもので贈りたい
店員さんに頼んで
アレンジしてもらうと
自分のイメージと
実際のできあがったものと
合うとき合わないとき
色々と感情が揺れる
どんな用途で
お相手はどんな関係で
いくつくらいで
性別は女性(or男性)で
予算はいくらで
色味は〇〇系で
華やかにしたい(可愛らしくしたい)
etc.
馴染みになったお花屋さんに
こんなふうにリクエストして
アレンジしてもらうくらいには
お花を頼むことを重ねてきた
イメージ通りに作ってくれる
あの店員さんのセンスに
いつも助けてもらってる
だけど今回は鉢で探す!
門出を祝うときに
根のついたものを贈りたい
自分の勝手なこだわりが発動
十数年ぶりに
あそこのお花屋さんへちょっと遠征
近くにあった
わりと大きなお花屋さんは
店を畳んでしまい
お花を買うのに不都合
食堂もラーメン屋さんも
家電も仕事道具も
馴染みのお店がなくなるのは
馴染みの店員さんとも別れてしまい
不都合が増えていく
店内をうろうろしながら
どんなお花がいいだろう?
自分のアンテナにヒットするものを
ぶらぶらと探し回る
店内を2周3周と回りながら
このあたりのお花が良さそうかな?
目星がついていく
ここからが今回はキツかった…
なかなかイメージが湧いてこない
こっちかな?あっちかな?
そもそも他の種類がいいのかな?
こんなに色々と
こだわってしまうのは
単に性分だから…とも言えず
贈る人のことを
あれこれと思い浮かべながら
こうして過ごす時間が
しあわせなひととき
人から贈られたものは
そのもの自体よりも
それを贈ろうと思ってくれた想いや
選んでくれるまでの時間や
そういったもの全部が贈り物
贈る方も貰う方も
お互いしあわせな氣持ちになれる
カネに物を言わせた
100本のバラの花束よりも
想いの詰まった
たった1輪の花の方が尊い(こともある)
間違っちゃうと
「想い」は「重く」なるけどね笑
今回のプレゼント作戦は成功
喜んでもらえて良かったな
今日もいい1日✨