よちよちある記#619『小さな小さなトゲ』

ささいなこと

だけれども
とても大きな違和感
何だかおかしいんだよな…

そんな変な感じを抱えて過ごす
とある一日のこと

外で過ごしてるときには
何度見てもトゲは見つからず
お天道さんの光では
明るくて見えなかった

帰宅してから見てみると
トゲの周囲が少し赤く
炎症を起こしてて
トゲが黒く目立つ

相手が見出せれば
あとは対処の方法も考えられる

出てきたのは
とっても小さな小さなトゲ
0.1mmとかの単位

全身の大きさに比べ
何万分の1か何十万分の1か
さらにもう一桁先か？
そんな大きさのトゲ

そんなものにすら
違和感を感じる人間の身体
素晴らしい能力だな

たったこれだけのことで
普段何の意識も向かずに
普通に使えている左手が
100%の力を発揮できない

普段している作業や行動が
いちいち止まったり
力が入らなかったり
これもまたスゴいことだわ

普段如何に自分の力を出せるか
当たり前に過ごしている時間が
当たり前でないことにも氣づく

肉体的にはこうして目に見えるけど
精神的なトゲは目に見えず
いくつもいくつも
刺さっているのかもしれない

セルフケア
いたわりの心
感謝の想い

この身体を大切にしよう

10代や20代のころには
氣づけなかったこんな感覚
成長とか進化とか言えるのか
そこら辺は分からないけど
これもまたある種の進化だ
と言い切ってしまおう

老眼だって
メガネを外さないと見えないけれど
メガネを使わずにものが見える
素晴らしい進化だ

今日もいい1日✨