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よちよちある記#201『芸人さんの本』

本が好き
小説が好き
ビジネス書は苦手
ハウツー本はもういいや

伝記や自叙伝とかエッセイとか
その人本人に迫る書籍を通して
その人の内面の思考や感性に触れることで
自分の心が反応する

っていうようなことを聞いてから
これまでの自分では
手を伸ばさないようなことにも
なるべく触れようと
YouTubeでも芸人さんの
お笑いそのものでなく
自己分析してたり
他の芸人さんの評価してたり
なんていうのを視聴してたり

珍しくブックオフにふらりと立ち寄り
目当てのものなんてないままに
ウロウロと店内散策

ふと氣になり買うかどうか迷ったものの
これが今回大当たり

オードリーの若林正恭さん著
『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』
ダ・ヴィンチでのコラムの書籍化とのこと
 

ある世界でトップクラスに居続けるには
やっぱりそれだけの理由や裏付けがある
たまたまのラッキーに恵まれただけでは
長く居続けることはできないのは
数多くの流行り廃りや
いっときのブームで知ってる
仕掛けたヤツがいて
うまくハマって世の中それ一色
でもあっという間に消える

ダッコちゃん
ユリ・ゲラー
ウーパールーパー
エリマキトカゲ
クリオネ

昔の映像とかを目にすると
何故にそんなものが流行るのか…??
まったくもって理解できないけれど
 

売れない若手芸人の苦しみや焦り
そんなものに触れてることもあるし
自己分析しながら
社会の(番組の)ニーズに対して
如何に自分との折り合いつけていくのか
とても葛藤してたり

本人曰く自意識過剰で
コンプレックス抱えていたり
まさに本人の内面の発露だったり
独特の視点での捉え方が溢れていて
一文一文に引っかかりを覚えたり
うわ〜っマジかっ!ってな具合で
簡単には読み進めていけない

―以下引用―
「自己を変える本」を読んだ後は、意識しているから3日ぐらいはその形になるが、日常に晒され続けるとすぐ元の自分の形に戻る。
性格とは形状記憶合金のようなもので元々の形は変わらない。それに気付いたことが「自分を変える本」を読んだぼくの収穫だった。
今となっちゃ「ポジティブになれる方法」も「自身を持って輝ける方法」も全く興味が湧かない。結局、今回の人生でこの形状記憶合金から下りられないんだ。と自分を変えることを諦め、自分の性質を受け入れることにした。
―ここまで―

この文章に触れるまでの
そこまでの文章を読んでて
多少なりとも背景が見えてきてからの
この文章が刺さって
何だか痺れちゃって

今までは別段興味もなかった
オードリーの若林っていう人が
若林正恭という一個の人間として
興味を覚えて好感持ってる

まだこの本も半ばまでしか読んでないけど
これは今の自分にとっては大当たりだったな

続きも楽しみだ♫


キリ番だったのね🎶
今日もいい1日✨

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