よちよちある記#634『高速バス』
寒い明け方の
徒歩でのてくてくから
高速バスに乗る
暖かな車内でありがたい
結構乗車しているな
お客さんが多くてビックリ
自分が知らなかっただけで
そこにはちゃんと世界が存在している
乗車して早々
車内アナウンス
テープを回すのではなくて
運転手さんが話してる
暗記してる定型文なんだろうけど
途中で間違って言い直してたり
機械ではない人の温かみを感じる
この先の各停車バス停の案内と
高速で断続的な渋滞のため
1時間弱の遅延が予想される
とのこと
こればっかりは仕方ない
事故なく無事に
到着してもらえることが大切なこと
高速道路に限らず
渋滞にハマってしまうと
めちゃくちゃイライラしてしまう
自分で渋滞の中を
運転しなくて済むって
とっても素晴らしい
安全運転の運転手さんに感謝
窓の外が明るくなり
本が読みやすくて助かる
本の世界に集中して没頭できる
途中でバス停に停まり
運転手さんがアナウンスしてる
「ちょっとすいません
トイレに行かせてください」って
初めてのできごとに
何だか笑みがこぼれる
分刻みの運行スケジュールの中
ハンドルを握ってるのは
れっきとした人間で
血の通った人の温もりを
もらうだけでなく
自分もお客さんの立場でも
お返ししていこう
そんなことを感じた
非日常のできごと
40分ほどの遅延で無事に到着
運転お疲れ様でした
ありがとうございます
久々のバスタ
いつもは電車への乗り換えに
すぐにホームへ向かっちゃうけど
初めてこんな外観を眺めたや
お空はにぎやかで
つがいの鳩さんたちが
バタバタバタとやってきて
お出迎えしてくれてるみたい
ありがとう
いつもと違う空間に身を置くと
いつもとは違う発見がある
そんなことを感じるのも
自分軸が見えてきたからこそ
あれこれと流れに身を任せるのもいいな
今日もいい1日✨