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よちよちある記#553『100人カイギ』

先日のこと
もう恒例のイベントとなった
地元の100人カイギ
ラストまであとわずか

今回もまた
各登壇者さんたちの
アツい想いに触れて
感情が揺さぶられる

少し早く会場入りしてウロウロ

ベビーカーに小さな子を乗せて
場違い?wな人が珍しいなぁ〜
なんて思いながら
2歳に満たないその子と
戯れようとしたら
学生スタッフの女の子とママさんと
女性に囲まれてたときは
平氣だったのにさ

ママさんに救いを求めるように
手を大きく広げて
顔を歪めて泣き出した…

ママさん苦笑失笑
一緒にいた学生スタッフの
女の子は「あぁー泣かした〜」
って大爆笑

あれ〜
おかしいな…??
小さな子どもたちには
好かれるんだけどなぁ

今回も楽しく来場の友人たちと
おしゃべりしたり
開始を待つワクワクな時間

キュレーターの紹介をうけ登壇した 
イラストレーター/絵本作家の
登壇者さん

ありゃ?
さっきのママさんだ

道理で普段見かけないような
ベビーカーのママさんが
参加してるわけだ

自分の原点だと語る
とてもとても小さくなった
色えんぴつの写真や
いくつかの作品がスライドに映され

あぁ素敵だな
って単純に思った

そこに彼女の想いが
言葉として語られて

彼女いわく
イラストや絵本は無力だと思う
お腹を満たすことはできないし
なくても平氣なもの
けれど誰かの想いに寄り添っていたい

学校を卒業し
地元を出て東京に行くとき
私のことを
理解してくれないこの地元の人が
大嫌いだった

うつくしい
とは美しいだけではなくて
ネガティブなものも全部含めての
“うつくしい”

 
その言葉の紡ぎ出し方というか
話し方というか
いろいろと辛いことや苦しいことも
それなりにあったんだろうな…
お子さんを産んで母となり
そしてたどり着いた
自分のためでなく「誰かのために」

開始前の一騒動があったときの
ニコニコとかわいらしいママさん
との印象から
ガラッと印象が変わり
心を打たれた

自分の起業のときもそうだった
会社を辞めたときは
我が我がと我が強く
如何に楽して得するか?
そんな風にしか考えられてなかった
そんなことは無自覚だったけれども…

起業してまだ何の実績もない自分に
声をかけてくださったことの喜び
目の前のお客さまのために
と想いの向きが変わってから
生きやすくなった

そんな想いを改めて想い出す

わが地元に
こんな素敵なアーティストがいたなんて
うれしいなぁ〜
自分が知らなかっただけだけど…

こういう人の想いに触れるイベントも
残りあと数回

この人の想いから始まった
地元の100人カイギ
素敵なイベントを
持ってきてくれて
根付かせてくれて
ありがとう

いつものスマホでパシャリではなく
珍しくカメラを構えた姿を
こちらがパシャリ

今日もいい1日✨

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