![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/127964338/rectangle_large_type_2_0be1b385376e5308882c622886007af3.jpeg?width=1200)
よちよちある記#304『早朝の景色』
夜が明けていくとき
雪をかぶった山々が
薄紅色に染まりゆく
空には一羽の鳥
画になりますなぁ
ここから徐々に朝日を浴びて
キラキラと明るくなっていって
この色味の美しさは消えていく
ようようしろくなりゆく山ぎは
すこしあかりて
と清少納言に詠まれたのは
春はあけぼのから始まる
有名な春の景色なんだけど
きっとこんな景色を
愛でていたのでしょう
冬はつとめて
雪の降りたるは言ふべきにもあらず
雪が降っている朝はサイコ~
って当時から思われていた
みたいだけど
雪が降って素直に喜べるのは
小さな子どものうちだけ
今じゃ雪が降ったら
事故らないように
滑って転ばないように
渋滞するから早めに出かけなきゃ
アレヤコレヤと心配ばかりで
素直に喜べないのは
仕方のないことかしら…?
心に浮かぶあれこれを
少しでも明るく豊かなものに
こんなにも美しい景色を
見せてくれてるのだから
今日もいい1日✨