よちよちある記#212『秋の香り』

キンモクセイ
金木犀

秋の訪れを告げる花

春の沈丁花
夏の梔子と並んで
三大香木のひとつ

今年はようやく
キンモクセイの香りが
やってきた

花数は例年よりも多い感じ
何だか色は薄い感じで
濃い深い橙黄色には程遠い
香りは少し弱いのかなぁ
こんなにも花が目立つのに
それに比べて
香りに氣付くことが少ないなぁ

雌雄異株の植物だけど
日本には雄株しか
入ってきてないらしく
キンモクセイの種子を
見ることはなくて
原産地の中国に行かないと
見れないって聞いた

便所の芳香剤の香りとして
強く刻み込まれたこの香りだけど
ようやく純粋に
実際の花の香りとして
味わえるようになってきたな

花の期間は一週間程度
この花が咲くと
季節は一氣に冬へ向かう感じ
朝の服装と日中の服装で
羽織るもので調整が必要で
服装に困る季節でもある

四季折々
日々の変化を
こうして味わいながら
心豊かな生活を送ろう

ひと枝切って
ちょいと器に差して
食卓に置くだけでも
happyを味わえるよ

今日もいい1日✨