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よちよちある記#518『法事』

ええ眺めやなぁ〜

ギラギラの日差し
蝉の大合唱をBGMに
立派な庭を眺める

開け放たれた窓から
眺めるこの景色
なんとも贅沢でございます

義父の法事で家族が
畏まった顔をして集まる

自分が小さい頃には
お坊さんの読経を聞いても
言葉もわからず
意味もわからず
時々ゴ〜ンと低く鳴る鐘の音
とてもつまらない苦痛の
時間でしかなかった

流行り病のせいで
人が集うこともできず
最期をお見送りすることも叶わず
そんなご時世になってたけれど

昨日は
上は高2の息子から
下は小1の甥っ子まで
子どもたちが静かにしてる
自分の子どもの頃と違って
頼もしく成長してる姿
こういう場で
こういうことを
経験させることができて
ちょっと感動的

それぞれの心に記憶に残り
いつか思い返すことも
あるだろう

日常とは違う空間と時間

自分の親戚は薄い繋がりで
親族=血の繋がり
みたいなことを味わう貴重な経験

脈々と繋がってきたご先祖さんたち
その誰ひとりが欠けても
この場でこうしてみんなが
存在し得ない

数多くのご先祖さま
数多くのご縁
自分自身が存在する奇跡
生命を繋いでくれた
ひとりひとりの存在に感謝

今こうして存在してるだけで
とても尊いこと
ありがたい

今日もいい1日✨

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