よちよちある記#411『牡丹』
見事に大輪の花を咲かせた
王者の風格
花も葉も落とした冬の姿は
ただの棒きれのような姿なのに
こんなにも見事な変身を遂げる
実家の近くのお寺は
ボタンが有名なところで
この時期になると
親父さんはボタンの鑑賞に
行ってたっけなぁ〜
『立てば芍薬 座れば牡丹
歩く姿は百合の花』
立っても座っても歩いても
何をしていても艶やかで
魅力的な美人を形容する言葉だって
この仕事に携わる前から
聞いたことあったかなぁ…?
やっぱりないよなぁ〜
響きのおもしろさ
お客さまとの会話の中で
蓄えられていく知識
いい仕事だわ
「そんなステキな美人さんに
お目にかかりたいっすわ!」
「そうだねぇ…
水も滴るいい男って見ないもんねぇ」
見事な返り討ちにあう
撃沈…笑
今日もいい1日✨