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よちよちある記#135『熱』

夏の空が氣持ちいい
一ヶ月ぶりの久々にお墓参りして 
日々を無事に過ごせていることの
お礼を伝えて
近くの神社さんへもご挨拶

参道にかかる鳥居の修理修繕に
業者さんがきていて足場が組まれてる
ここまで歩いて来るだけでも
じんわりと汗がにじむ
日差しが暑い熱い

鳥居を過ぎて階段を登っていくと
蝉の大合唱 蝉しぐれ
果たしてどれほどの数のセミがいるのか

儚い生命短い生命と
聞いて知っているからか
この生命を燃やし尽くすような大合唱に
余計に氣持ちが揺さぶられる

ただでさえ暑くてイライラしてんのに…
うるせーなぁ!
なんて思ってたころもあるから
外部刺激に対しての感じ方や
受け取り方か変わってきたのだろう

う〜ん
いいお空だなぁ

歳を重ねて
人の親になって
生命を感じるようになったからか
ただただ
一心不乱に我武者羅な姿を思うからか

変に冷めた目で
燃え盛る生命や情熱を感じ取り
盛りを過ぎて余韻を仄かに味わう
みたいなことになってる…

それじゃ傍観者だぞ!
リングをおりるな!
当事者としての氣概を見せろ!
挑戦者の誇りを持て!!

いくつになっても
いつまで経っても
常に当事者であり
自分が主役として
この生命を燃やせ

着地が
暑苦しいスポ根マンガみてーになったけど
そんな言葉が出てきたんだから仕方ない
そんな想いが奥底にいて
日々周りの世界をとらえて
毎日を送ってるってことだ

より良く
昨日より今日を
 
今日もいい1日✨

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