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よちよちある記#467『うなぎ』

うなぎ

もう何年も…どころか
10年以上食べてなかったかも…?

平賀源内さんの発案からはじまった
『土用の丑の日=うなぎを食べる日』

日本人なら誰でもが知ってる
そんな日においてすら
口にすることもなかった

『うなぎ=高級品』
のイメージがあまりにも強くて

牛丼チェーン店でも
メニューにあったりするけれど
自分が持ってる『うなぎ』
のイメージとはかけ離れてて
食べてみようって氣にもなれず

何しろもう長いこと
口にはしてこなかったし
それで困ることもなかったし
ただただ遠い存在になってった

『うなぎ』
遠い存在になってったからこそ
その響きがますます魅惑的になる

 

お客さまのお店にて
『うなぎ』をご馳走になる
めちゃくちゃ美味しい〜

この食感
この焼き加減
このタレの味と
この絡み具合
お米とのバランス
お吸い物のお上品なお味

なんとも幸せな心地になる

こういうお店に案内できる大人って
スゲーかっこいいなぁ〜

 
ランチで良く行くような
早くて安いっていう
定食屋さんも好きだけど

ゆったりと会話を楽しみながら
優雅に過ごすお店での時間って
ほんと贅沢だなぁ〜

美味しいものの美味しさを
伝えるだけのボキャブラリーを
持ち合わせてないってことに
氣づいてしまった…

食べるシーンの描写って
小説家でもとても難易度が高い
って聞いたことがある
有名な作家さんでも
食べるシーンの描写が
あまりにも残念で
驚くくらい下手っぴになるらしい


言い訳めいた言葉を並べとく笑

珍しく
子どもたちにも
食べさせてやりたいな〜
なんて思いが浮かんできた

中学生高校生にとっては
『質より量』で
食べ放題の焼き肉の方が
喜ぶかな?

翌日の朝になっても
『うなぎ』の余韻に
こうしてひたってる

あぁ美味しかった!!!

今日もいい1日✨

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