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有料級!FPママが減税と節約のために年末年始にやっていること


11月になり、あと1ヶ月で今年も終わりになりますね。
年末調整の申請等を始めている方も多いのではないかと思います。

我が家で減税や節約のために行なっていることを紹介いたします。

①医療費控除の申請
②保険の申請
③iDeCoの申請
④ふるさと納税
⑤不用品の売却(フリマアプリなど)

以下、詳しく述べていきます。

①医療費控除
こちらは、今年1年間の世帯全体の自費で支払った医療費が10万円以上かかった方が申請対象となります。
計算式としては、以下の通りとなります。
(実際に支払った医療費の合計額ー保険金等で補填される金額)ー10万円
※年収が200万円未満の方は、10万円の代わりに、総所得金額等×5%となります。
また、セルフメディケーション税制の対象となる医薬品(ロキソニン等)やレーシックやICLも医療費控除の対象となります。
ここで、大切なのはこの申告は世帯のうち、所得の多い方の名前で申告をしてください。その所得の税率によって、減税額が決まりますので、所得が多いほうがより多くの減税効果があるからです。
医療費控除の金額に、所得税率と住民税率をかけた数字が大体の減税額となります。
申請は、年末調整で行うことはできないので、必ず確定申告で行ってください。

②保険料控除の申請
こちらは、年末調整で行うことができる申請なので、聞き覚えのある方も多いかと思います。一般生命保険、介護医療保険、個人年金保険が対象となります。控除される金額は、払込保険料によって変わってきます。
また、平成24年以降の新契約か、それ以前の旧契約かによって、控除額もかわってくるので、注意が必要です。
国税庁のホームページに、保険料や控除額等について詳しくのっておりますので、確認してみてください。

③ iDeCo(個人型確定拠出年金)の申請
ご存じの方も多いと思いますが、iDeCoとは、自分で決めた金額を積み立てて運用し、60歳以降に受け取る私的年金のことです。
運用益は非課税となり、掛金は全額所得控除の対象となります。
ただし、掛金の上限は月ごとに決まっております。

◯国民年金第1号被保険者(自営業等)
 68000円
◯国民年金第2号被保険者(厚生年金の被保険者)
■ 23000円(企業型DCに加入していない場合)
■ 20000円(企業型DCのみに加入している場合)
■ 12000円(確定給付型の年金、企業型DCに加入している場合)
■ 12000円(公務員)

◯国民年金第3合被保険者(専業主婦等)
 23000円
※2025年から掛金の上限が変更されます。

給与所得者の方は、通常、10月後半に小規模起業共済等掛金払込証明書が郵送で国民年金基金連合会から送付されますので、こちらを年末調整の際に、会社に提出する必要があります。
自営業の方は、この証明書を添付し、確定申告のうちの小規模企業共済等掛金控除の申請を行う必要があります。
すると、所得と掛金額に応じて、所得税と住民税が減税となります。

④ ふるさと納税
こちらは、多くの方が行っているかと思います。他の自治体に寄付をして、返礼品をもらい、寄付金額の分所得控除をあり、所得税と住民税分の減税を行うことができます。
払ったお金2000円分が返礼品になり、のこりのふるさと納税に払った金額分、減税できます。
ただ、こちらはふるさと納税で減税できる金額は本人の所得によって上限が決まっているので、必ずシュミレーションサイトで確認しましょう!

例えば、年収500万円の方の寄付限度額は配偶者あり、子ども2人の場合だと約63000円なので、61000円の減税を行うことができるということになります。
なるべく寄付限度額ぎりぎりまでふるさと納税を活用すると、より減税できる金額を増やすことができます。
また、ふるさと納税の返礼品の選び方なのですが、なるべく普段かっている日用品やコメなどを選ぶことをおすすめします。
その理由は、長い事保管でき、冷蔵庫のスペースとらず、節約につながるためです。
ふるさと納税の申告は、給与所得者はワンストップ制度で行うと便利ですが、他に医療費控除などの申請が必要な場合、確定申告が必要なので、注意してください。

⑤ 不用品の売却

年末年始を控えてものを減らすために、子供のおもちゃや手持ちの本、ゲームソフトなどを11月中には整理して、フリマアプリに出すことをおすすめします。その理由は、クリスマスや年末年始を控えて、通常より買う人が増え、売値があがる可能性があるためです。
私が売るときにおすすめなのは、Yahooフリマです。手数料が5%と安いからです。また、売上金がPayPayポイントになるため、そのまま他の店や支払いに使用しやすいです。
ただ、サイトによってその商品の売れやすさや値段が変わってくるため、一つだけでなく複数のサイトを比較してみるのもいいかもしれません。
手数料の比較サイトもありますので、参考にしてください。

このように、年内や年明けにやっておくことで、その家の所得にもよりますが、数万から数十万のお金を節税したり、増やしたりすることができます。これらのことを知っているかによって、毎年数万円以上の支出を抑えることができます。

ぜひ、今年が終わるまでの間にできることをしていくことをお勧めいたします!

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