生き方を変える『メモの魔力』を読んで学んだこと
前回読んだ「メモの魔力」を基に、巻末に書かれている夢についての100問に答えてみた。1つのテーマごとにファクト、抽象化、転用で考えて、メモした結果生まれた新しい発見をまとめる。
実践して得た学び
上の画像を見ていくと、将来の夢や理想の人といった頻繁に聞かれる質問を深掘りしている。ファクトの部分では、伝えたい内容を枠線や矢印で示し後で思い出せるように作ってみた。小学生時代に関しては、過去を振り返り親からの話も交えて書き出した。
抽象化の部分は、多くのファクトを通して一括りの言葉でまとめたため、簡潔で見やすくなった。自分に備わっているもの、まだ足りないものと明確になり非常に良い方法だと感じた。
また、転用で書いたことは実践してきたこととこれから行動すべきことで、文字を括ったりと強調させた。やはりメモとして記録すると意識が強くなり、勝手に行動に移すことが多くなると感じた。
個人的に楽しかった点は、事柄を図で置き換えることや箇条書きで言いたい要素をまとめる作業だ。今までは得た情報を、素直に書き出す癖が付いていた。しかし、全体を通して図や箇条書きを用いると、内容を整理する力が身に付いたと実感する。
失敗した点として、回答に悩んだ挙句時間が掛かりすぎたことだ。ファクトはなるべく具体的に、文量を多くしなければ曖昧になる。ゆっくり考える時間が取れたため良かったものの、効率良く短時間でまとめなければならないと反省した。
改めて、自分を見つめ直すきっかけを与えてくれたこの本。努力の積み重ねは得意でも、習慣化が苦手だった自分がメモで様々なアイデアを導き出せた。
効果を実感せずとも、日々メモを取っていくと見えていくものがある。一度「メモの魔力」を手に取り、過去や未来の自分と対話して人生を楽しむきっかけを掴んでほしい。
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