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ワルシャワ冬日記 おにぎりが握れない 2025年1月19日
4種類のおにぎりを朝食に作るミッション、炊飯器を空けて軽く米をしゃもじで混ぜて違和感、なんか、パラついてない?でんぷん仕事してる?
夫が米をセットしてくれていたのだが(彼は私より米炊くの上手い)、いつもはフィルターをかけた水で炊いていたのに何故か今回は横着して普通の水道水を使ったらしく、硬水の影響かもしれない。なんてことを。
とりあえず様子見、と具材を混ぜて確信、これ絶対にくっつかないやつの感触…!後ほど調べたらやはり硬水のミネラル分が米の表面に付着し吸水を阻害するらしく、パサついた炊き上がりになるそうです。前回の反省点を改善した調理法で炒り卵ときゅうりとごまのおにぎりを初っ端作ろうとしたのだが両手からこぼれ落ちる米粒に軽く絶望した。どうしよう。どうしようもないので思いっきり握ったらなんとか形を保った。最後は筋肉が勝つ。
思った出来栄えにはならなかったがその他梅たくあん、佃煮もどき、ツナマヨというラインナップにだし巻きと味噌汁も添えて食卓へ。義母は炒り卵きゅうりがお気に召したようで、これに塩昆布も混ぜて水曜に仕事へ持って行く分をこさえてくれとランチの注文が入った。日本の百均で昔購入したおにぎりケースを棚から発掘してきて、これに入れろ、同僚に見せびらかす、だそう。味が気に入ってもらえたなら何よりです。次は絶対に水道水使わない。今まで水道水を使ったものでも普通にお椀に盛って食べる分には気になったことが無かった。握るとなるとこんな弊害がでるとは、やってみないとわからないものですね。
食後はいよいよメインキッチンへ新品冷蔵庫を搬入、サブキッチンへ旧冷蔵庫を移動。旧冷蔵庫の中身を取り出し棚などの拭き掃除をする際、キッチンペーパーを使うか何十年ものだよというボロボロの雑巾を使うかで夫と義母が揉めたり、床にたまった埃、猫の毛と魔合体したヤバいブツなどを取り除いたり、搬入の際に夫が冷蔵庫の扉に頭部と左目を強打したりの事故が置きたり、そこそこ今日も大変だった。
家族が揉めていると言語バリアでバトルに参加できないので裏でひたすら周囲の掃除をしていた。あの雑巾は捨てたほうがいいとだけは口を出したが、8割方ひっそりと後ろに控えていたので軽い疎外感も感じつつ、実家の掃除と家電のアップデートもしたいなぁ、無理だろうなぁなどとぼんやり考えたりした。義実家もなかなか掃除が行き届いてないとかいらないもの溜め込みがちとかはあるけど、面積が広いとそこまでは気にならない(から溜まっていくのだろうが)が、私の実家は築100年前後のボロ日本家屋、この家とは比べ物にならない狭さの中に魔物が詰まっている。片付けはほんと、住人が動けて元気があるうちにやらないとなぁと義実家の掃除で痛感する。
しかし飯の話と掃除の話しかしてないな最近。
日記だからそういうものか。