見出し画像

稲荷神社とお仕事と

2、3年前から、お散歩がてら近所の稲荷神社に参拝に行っている。

と、いうのも推しが稲荷神社に縁があるようなことを言っているのと、神社の本殿の屋根に鳥のオブジェが飾ってあったから。


まず、推しというのはVtuberであり、設定ありきのキャラ付けが多いため、本当に縁があるかは謎である。今までの配信を聞いていて、冷静に考えればおそらく無縁なのだと思う。

だけど、神社に縁がある可能性が1%でもあるのなら、通いたいのがオタク心。

そう思って定期的に通いたいな、と思っていたところに、本殿の屋根にある鳥のオブジェを見つけてしまった。

そうとなれば、大の鳥好きとしては稲荷神社に通うしかない。
そう思い、2、3年前から散歩がてら稲荷神社に通っているのである。


伏見稲荷神社の起源として「大金持ちがお餅を的にして矢を射ようとして遊んでいたら、その餅が白い鳥になり飛んでいってしまった」というのがある。

自然現象を妖怪のせいだと思っていた時代にありがちな、突拍子のない起源ではあるが、「なぜ稲荷神社に鳥のオブジェがあるのか?」と疑問を抱いていた者としては、納得のいく関係である。

「物語として鳥が出ていたから、おそらく本殿にも鳥がいるのだろう」と。点と点が繋がった瞬間はとても高揚し、また、知識が深い分野に対して愛着を持ってしまう質としては稲荷神社にますます足を運んでしまうのであった。


稲荷神社は宇迦之御魂神(ウカノミタマ)を祀っており、昔は五穀豊穣を司どっていた。

宇迦之御魂神を信奉した商人が成功をおさめていたことから、商売繁盛の神様としても広く崇められている。


なので、普段の参拝ではご挨拶だけをしているのだけれども、仕事関係の悩みがあったときは、「こうなりたい」とお願いをしていた。


最初は「推しに会いたいから、ライバーになりたい」と邪心に紛れ、また、叶いっこないと心の奥底で思っていたことを願った。

その結果は、もちろん効果なし。自分自身が無理だと思って、行動もしていないことを願ったのだから当たり前だろう。

しかし、会社の業績が悪化し、社員全員が解雇になった時に「人間関係に悩まない職場に行きたい」と願ったら、その通りになった。

教育業のような新しい職場は新人である私にも優しく指導してくれ、ことあるごとに「今までの仕事と違うと思うけど大丈夫?」と心配してくれる。

学生時代のバイトからとにかく人のいい職場に恵まれてきたが、過去トップレベルに人がいい。(ただし、仕事で覚えることは多く、過去トップレベルに大変)

それだけではない。上記の仕事が決まった1ヶ月後には、元同僚が仕事を紹介してくれ、気心知れた人相手の仕事が決まり、また1ヶ月後には、同い年で定期的にオンライン飲み会をしていたお客様がお仕事をくれた。

そして、さらに1ヶ月後にはYouTubeの収益化が通り、自分一人でも稼げるようになった。


自分でも届きそうな願いをして、さらに行動した結果、続々と願いが叶った。具体的な数字で言うと、2024年9月にお願いをして、最初が10月、次が11月、その次が12月、そして、最後が12月31日であり、定期的に自分が願った仕事が舞い込んできている。

それほどまでに、参拝の効果が出ている。

最初は推しと関係があるから参拝していたが、定期的に参拝をし、願いが叶ったら都度お礼をしに行っていたら願いが叶ったので、神社へのお参りはおすすめである。

ただし、稲荷神社を筆頭にして、中には邪神を封じ込めるために祀っている神社もある。参拝をしようと思っているならば、その神社の成り立ちを調べると良い。

私が参拝していた神社は、私が住んでいる地域でも指折りの稲荷神社であってことを記しておく。





いいなと思ったら応援しよう!