思い出の味を再現できるかという難題。
料理人は、というか
私が料理をする上で心がけていることがある。
それが表題の通りである!
五感で味わう料理は、
食べ手の記憶を遡り
思い出させることが容易にできる記憶のタイムマシーンである!
←※そこまで大袈裟に捉えては居ません!笑
例えば
亡くなった祖父がフードコートで塩ラーメンを食べさせてくれたことがあった。
私はとんこつや味噌派だったのですが、その時は塩ラーメンか…と思いながら食す訳です。
それでも祖父が亡くなった今、塩ラーメンをふと食べると祖父を思い出すことができるのです!
それが食の織りなすフラッシュバックです。
同じように今はまだ元気な父と道の駅で炊き込みご飯のおにぎりを買ったり、
高速のパーキングエリアで抹茶のソフトクリームを一緒に食べたり……
もう少し時が経っても、
これこれ!!と思いながら、
それを息子ちゃんや娘ちゃんと共に食べる。
それがUberで運ばれたどこかのご飯でもいいでしょー!
しかしできるなら自分の手で再現してレシピにとどめたい。
ピクサー映画の『レミーの美味しいレストラン』より
アントンイーゴという評論家の記憶のような思い出をこれからも想像し続けて…
自分の料理が誰かの記憶をよみがえらせるそんな料理になるように
今日も自分で料理して
俺を驚かせてくれ!!
今回のレシピは道の駅で食べた炊き込みご飯の再現レシピです!
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