百合水仙のごとく前向きに #平和を考える
立秋を迎え暦の上では秋になりましたが、相変わらず30度越えで外出するもの勇気がいります。それでも、生きている以上、生活をするための必要品の買い物などで出ざる得ないです。
身体も心も重い中、目的地まで行く先々で見つける草花を愛でていると、外出しなければ発見できないこともあるものです。
今日も、スーパーに行く途中の花屋さんにひと際目につく可愛らしい花がありました。
今日の誕生花でもあるアルストロメリア。和名は百合水仙。
原産国は、南米のアンデス山脈。そこから品種改良が繰り返されて、現在のような形態になったのでしょう。
今日8月9日は、長崎に2発目の原爆が落とされた日。
被爆79周年平和祈念式典に戦闘当事国を招待しないことにより、他の欧米諸国がこぞって欠席した。
同じ被爆地である広島・長崎、各々の市長の姿勢は違っていた。どちらの行動にも賛否が湧いた。
先の世界大戦も、今起きているロシア・ウクライナ紛争。そして、パレスチナ自治区とイスラエルの戦闘は、結局は人間の利害によるものであると思っている。宗教や領土の問題だと表面上は謳っていても、その後ろには必ずと言っていいほど、莫大な利潤が動いている。その中で、いつも犠牲になるのは、何の権力も持たない一般市民であり、女性や子どもたちだ。
くしくも今、平和の祭典と言われる『オリンピック』がパリで開催中である。その『オリンピック』も「?」と首を傾げる状態を多々目にする。
スポーツの祭典ですら、様々な利害関係で成り立っているわけで、それが国と国、歴史や思想等々が入り込んできたのならば、ややこしくなってくるはずだ。
思想が違っても、肌の色が違っても、財力が違っても、同じ土俵で公明正大にスポーツという形を借りて、手を繋いでいくべきだと思う。
アルストロメリア・百合水仙の花言葉には、「持続」「凛々しさ」
そして、「未来への憧れ」とある。
茎が真っすぐに伸びていて、花が天空を見上げているように咲くため、前向きで希望に満ちた姿からきているそうだ。
これから先の未来、憧れが抱ける世界へ
凛とした姿勢で、平和を持続させていかなければならない。
可愛らしい姿の百合水仙を眺めながら、遠いアンデスの山々を感じた。