本屋さん理論
昨日の記事にも繋がる話である。
現代は本に限らず何か必要なものを買うときは、ネットを使い必要なものを検索し購入する。
私も基本このやり方である。なぜなら、最も効率的であるからだ。
そして、購買履歴からその人が買いそうなものを勧めてくれるわけだからこんな便利なことはない。
しかし、あるとき私は他のものとの出会いを失っているということに気付いた。
本屋さんにいくと、自分が買おうと思っていた本以外にも魅力ある本に出会ったことがある。あのときのドキドキ感や満足感は多くの人に共感してもらえると思う。
この感覚を服屋や家具屋でも同じ経験をした人はいるだろう。
私はこのような感覚について、本屋さん理論という造語を名付けた。
現代の子どもたちは、一人一台端末を与えられ、何かを調べるときにはすぐにGoogle検索をする。
確かに、最も効率的である。
しかし、本当に多くの出会いや知識が必要な子供たちにとってこの最も効率的は方法は最善の方法なのだろうか?
もちろん時と場合によるだろう。
しかし、前回の記事でも書いた通り、時には遠回りのような学習の仕方を意図的にやらせてあげることも教師の役割だと考えている。
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