2024年の音楽を楽しみ尽くす!ベストアルバム31枚追加!
マイベストアルバム30枚をnoteにアップして早や三週間…このままゆったり年明けに開始予定の2018年マラソンの選盤でもしようかな…と思っていたのですが…スマホに保存していた2024年鑑賞メモがなぜか消えてしまった!幸い断片的ながらバックアップを取っていたので大惨事は免れたもののnoteに30枚の感想を残しただけではあまりに心許ないしもったいないと思い直し、追加30+1枚をアップすることにしました。(発表済みの30枚はこちら↓)
最初は順位なしコメントなしも考えたんですがそれではエンタメ性に欠けるし純粋なカタログ提供者になれるほど信任のあるアカウントでもないしということで一応31〜60位まで順位を付けて勢い重視の短文コメントを添えました。下に行くほど自分の趣味性が濃厚になるわ上に行くほど「これベスト30に入れるべきだったんちゃうんか?」と脇の下にヤな汗かくわで存外に楽しかったですね❤️よければ最後まで見てやってください。
60位 Gary Clark Jr./JPEG RAW
トラディショナルな佇まいのブルース寄りブラック・ロック。Stevie Wonderなど大御所も参加。
59位 Ab-Soul/Soul Burger
ScHoolboy QといいDoechiiといい年末のSZAといいKendrick Lamarが去った後もTop Dawg Entertainment(TDE)の充実ぶりを表す作品。
58位 Primal Scream/Come Ahead
今回はソウルミュージック。タイトルはグラスゴー界隈での「かかってこいや!」。ジャケ写はBobby Gillespieの亡き父親。
57位 JPEGMAFIA/LAY DOWN MY LIFE FOR YOU
今回も前衛的。繰り返し聴いてジワるタイプかも知れない。
56位 Waxahatchee/Tigers Blood
今年の気分を醸成した有力アメリカーナアルバムの1つ。
55位 Blu & Exile /Love (the) Ominous World
ご機嫌ブーンバップ♫
54位 Vince Staples/Dark Times
低音の効いたトラックに落ち着いたラップが心地よい。
53位 serpentwithfeet/GRIP
シルキーでひたすらに美しいR&B。
52位 Erika de Casier/Still
NewJeansへの楽曲提供者としても有名なデンマーク人。
51位 Anysia Kym/Truest
ブルックリン拠点のプロデューサー/SSW。
時として金属的に響くビートなのに通して聴くと温かみのある余韻が残る。
50位 Jabari Massamba Unit/YHWH is LOVE
MF DOOMとMadlibによる超有名盤Madvillainy/Madvillain(2004)が好きな方は是非!
49位 Magdalena Bay/Imaginal Disk
マイアミの男女デュオ。浮遊感もメロディも強い80年代アップデート系。
48位 Quadeca/SCRAPYARD
僕の中では勝手にBROCKHAMPTON系。
47位 LL Cool J/The Force
大御所の話題作はGary Numanをサンプリングするなどエレクトリックな質感で意表を突かれる。
46位 Liam Gallagher & John Squire/st
まあ別腹ってことで。
45位 Beyoncé/COWBOY CARTER
説明不要のテンガロン。
44位 Tapir!/The Pilgrim, Their God and The King Of My Decrepit Mountain
サウスロンドンの新世代フォーク。サウスロンドンって奥深いんですね。テイパー!と読む。
43位 Tyla/st
サマソニでかぶりつきで観た2024年夏の思い出アマピアノ。
42位 21 Savage/american dream
待望のグリーンカード取得後初のアルバム。そのせいかいつもダークだった語り口に明るさが。
41位 Four Tet/Three
Boards Of CanadaよりハッキリしててPrefuse 73よりはボンヤリと…耳から愉悦を得られる音楽。
40位 Childish Gambno/Bando Stone and The New World
この名義ではラストとなる濃密なアルバム。
39位 Fred again…/ten days
隙がないほどにカッコいいエレクトロニック・ダンスミュージック。
38位 Ravyn Lenae/Bird’s Eye
声と雰囲気が最高!ネオソウル寄りからポップス寄りに。
37位 Rapsody/Please Don’t Cry
リリシズムに溢れた自省的アルバム。今年聴いた女性ラッパー作品ではDoechiiと双璧。
36位 Cordae/The Crossroads
ひょっとして大坂なおみの(元?)彼氏というのが却ってよくない?もっと話題になって広く聴かれるべきアルバム。
35位 KAYTRANADA/TIMELESS
人気DJ安定の新作は多彩なゲストの個性をきめ細かく引き出して輝度を上げる。お見事!
34位 Peso Pluma/ÉXODO
メキシコのコリドというジャンルの若手代表格。映画エル・マリアッチやデスペラードを思い出す。トロンボーンがカッコいいな!…と投稿したらスペイン語圏の方々にめっちゃリポストされて驚いた。
33位 Dua Lipa/Radical Optimism
本人の意向でインディロック/ポップ指向とか売上が2ndより振るわなかったとかいろいろそうなんだろうけどメインストリームで当代一・二を争うパフォーマーであることに疑いの余地はない。少なくともさいたまスーパーアリーナでの彼女はピーク周辺にいる者特有の輝きを放っていたよ。しかもまだ伸びしろありそうなていで。
32位 Kali Uchis/ORQUÍDEAS
全編スペイン語。R&Bからレゲトン果ては「ムード歌謡」まで高いレベルで守備範囲が広い!最新のコロンビア音楽/ラテン・ミュージックとしての側面も。
31位 NxWorries/Why Lawd!
Anderson .PaakとトラックメイカーのKnxwledgeによるユニット8年ぶりの2作目。Silk SonicもいいがNxWorriesも最高だ!ちなみに読み方はノーウォーリーズだ!何べん言ったらわかるんだ俺!?
番外編 SZA/SOS Deluxe: LANA
前半15曲「LANA」後半23曲「SOS」。LANA単独でも余裕で成立するのにSOSのデラックス版とされてるのは何故?…とも思ったが通しで聴いても違和感なし。建築・不動産で例えるなら「傑作建築物の増築」みたいなことかも。
内容は素晴らしいものの位置付けやタイミングが微妙なので今年は選外としておいて来年に含みを持たせます。
以上になります。いや〜この30+1枚も上位に負けず劣らずの充実ぶり!上位30枚も合わせて今年の自分を俯瞰すると「ヒップホップ/R&Bに軸足を置いた雑食洋楽愛好家」という感じですね。年末に向けて下位30+1枚も改めてグルグル聴き込んじゃおう!
来年も自分や家族含めてこんなふうに健康で音楽や趣味を楽しめる状態が続けばいいなあ、と切に思います。最後までお読みいただきありがとうございました!